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米・炊飯米品種鑑定とは?

DNA(デオキシリボ核酸)は、全ての細胞に存在し、品種固有の情報を持っています。サタケでは特定のDNA配列を検出する専用試薬を使用し、 独自の品種データベースを構築しています。米・炊飯米品種鑑定は、検体DNAとデータベースを照合することで品種の判定をおこないます。

分析日数

検体到着日、受領が午後3時までの場合、翌日から3~7営業日以内
(受領が午後3時以降の場合は翌日の受付となり、分析日数は翌々日から3~7営業日以内となります。)

検体の種類

葉、籾、玄米、精米、無洗米、炊飯米(弁当、おにぎり、冷凍食品、無菌米飯等も可能。おかゆなど加工方法によっては分析できないものもあります。)

必要検体量

300g以上

鑑定対象品種

【定量分析】361品種(※炊飯米は30品種)

【定性分析】221品種(※炊飯米は22品種)

ISO/IEC17025認定

当社の実施する米のDNA品種鑑定(定量分析)は、(公財)日本適合性認定協会(JAB)より、ISO/IEC17025に基づく認定登録を受けています。


米・炊飯米品種鑑定の種類と内容

品種特定分析
(定量分析)

DNA品種判定装置RDNA…PCR法

検体内に含まれる複数の品種を特定し、その混合割合を分析します。

検体から不作為に20粒選抜し、1粒ずつDNAの抽出をおこないます。20粒分それぞれ品種データベースと照合し、品種を特定いたします。20粒中に占める各品種の構成と混合割合が分析結果となります。

【報告例】

鑑定粒数 20粒  「〇〇」 11粒 55 %

         「××」 9粒 45 %

単品種確認
(定性分析)

DNA検査装置GenelyzerⅡ…LAMP法
DNA品種判定装置RDNA…PCR法

検体が想定品種であるかどうか、他の鑑定対象品種が混入していないかどうかを判定します。

検体の一定量を粉砕し、専用試薬によって抽出したDNAについて、品種特有のDNA配列を増幅させ、当社独自の品種データベースと照合します。一致すれば想定品種であると判定し、一致しない場合は、データベースとの比較により、他品種混入または想定品種ではないと判定します。

【報告例】

提出検体は「〇〇」と判定できます

提出検体は「〇〇」ではないと判定できます

提出検体は「〇〇」に他品種が混入していると判定できます