お米の学校 概要
お米の学校は、おもに小・中・高の児童・生徒を対象とした「食育プログラム」です。近年の米離れ、食生活の乱れなどといった問題が取り沙汰される中、お米についての学習や体験を通じて、食についての正しい理解が深まり、健やかな成長につながることを目指しています。
お米についての知識を学ぶ
〜栽培から食卓に上るまで〜
田植えから収穫までの作業や、収穫後の乾燥、籾摺り、精米、炊飯などの工程について学習。
また、お米の種類や栄養成分、おいしい食べ方なども紹介します。
自分でさわって確かめる
〜籾摺り・精米を体験〜
簡易籾摺機での籾摺り体験や、家庭用精米機での精米体験などを通して、籾から玄米、玄米から白米へ、変化していく様子や加工のしくみについて、学習します。
昔の道具や最新の機械を見る
〜米加工技術の進化をたどる〜
ウェルカムホールでは、世界の米・小麦・とうもろこしなど約250種類のサンプルを見学。
歴史館では、昔の足ぶみ式精米道具や、日本で最初の動力式精米機をはじめ、さまざまな歴史的資料に触れながら、米加工技術の進化の歴史を学びます。
募集要項
開催日時
申込みにより随時開催
※ただし、月曜日〜金曜日までの9:00〜17:00まで。
祝祭日、年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の時期を除きます。
また、都合により開催できない場合があります。
参加費用
無料
対象
小中学生(小学校4年生以上)及び一般(高校生以上)
定員と催行人数
定員40名、催行人数10名以上(40名を超える場合は要相談)
申込方法
次のいずれかの方法で、2週間前までにお申し込みください。
お申し込み受付は、先着順とさせていただいております。
※すでに予約が入っている、あるいは弊社都合により受け入れできない場合があります。正式申込の前に、できるだけ電話連絡いただくよう、お願いいたします。(株式会社サタケ 広報部・電話 082-420-8501)
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Eメール
お申し込みフォームからお申し込みください。
お申し込みフォーム -
ファックス
ファックス番号 082-420-8701、「お米の学校」係まで。
希望日時・団体名・参加人数・代表者氏名・連絡先を明記の上、お送りください。
その他
駐車場あり。
住所・氏名等の個人情報は「お米の学校」以外の目的には使用しません。
旅行代理店が主催するツアー、営利目的の見学会等の受け入れは行っておりません。
お問合せ
株式会社サタケ 広報部(電話:082-420-8501)
知っ得! お米のアレコレ
春の田おこし、代かきにはじまり、苗づくり、田植えをしたあとも肥料を与えたり、防除をしたりとさまざまな手入れをして、秋には実った稲を刈り取ります。
田んぼで刈り取った状態の米を「籾(もみ)」と言います。籾は、長く保存できるように「乾燥」させます。次に、籾殻(もみがら)をはがして「玄米」を取り出す「籾摺(もみすり)」をします。
未熟米などを「選別」で取り除いたあと、玄米の外皮である「ぬか」を削り取って「白米」にする「精米(せいまい)」をします。この白米に水を加えて炊くと、やわらかいご飯になります。
世界のお米を分類すると、ジャポニカ米(短粒種)・ジャバニカ米(中粒種)・インディカ米(長粒種)という大きく3つの種類に分けられます。それらはさらに、多くの品種に分かれています。
また、でんぷんの性質や、用途などによる分類もあります。
お米を洗いすぎると、うまみ成分が流れ出てしまうことがあるので、軽くかき混ぜるように洗うのがポイントです。
炊き上がったらすぐにかき混ぜ、空気を含ませるようにほぐすと、ふっくらご飯に仕上がります。
お米を保存するときは、密閉容器に入れて、冷蔵庫のような涼しい所で保管することが大切です。
白米には炭水化物をはじめ、タンパク質、鉄分、カルシウム、ビタミンなど、いろんな栄養成分が含まれています。また、どんなおかずとも組み合わせやすく、バランスの良い食事をとることができます。
お米には本来、健康に役立つ栄養成分が多く含まれています。その栄養成分を、手軽に、美味しくとれるのが「GABA(ギャバ)ライス」です。栄養成分を作り出す、お米自身の力を活用したGABAライス加工技術は、多くの方から注目されています。