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社会

事業環境変化に対応できる人財の育成

社内大学「サタケカレッジ」を活用した体系的な教育の実施

「企業は人なり」——。会社発展を支える土台となるのは人材の育成、と考えるサタケは2015年、社内の教育を担う組織として「サタケカレッジ」を設立。ビジネスの基礎知識から農業・穀物加工全般に関する事柄まで、座学だけでなく体験も組み合わせ、従業員一人ひとりが知識・技能を習得し、より深く掘り下げられるよう、さまざまな機会の提供に努めています。
2022年には「リスキリング推進宣言」を行うなど、従業員の自発的な学びを後押しするさまざまな支援も行っています。
自社のみならず業界全体、ひいては社会全体の諸課題にも関心を広げ、解決への挑戦を続ける「人財」を育成すべく、これからもより一層取り組んでいきます。

サタケカレッジとは

ビジネスの基礎から農業・穀物加工全般にいたるまで、従業員に総合的な学びを提供する社内教育機関。座学を基本としながら体験型カリキュラムも組み合わせ、現場主義を体現した従業員の育成に努めている。農業の六次産業化やスマート農業など、トレンドを踏まえたカリキュラムで、地域活性化への提案を行える「人財」の育成を目指していく。

リスキリングとは

外部環境の変化(DX等)による新たな業務需要の拡大と減少に対応して、企業等の経営戦略や人材戦略のもと、企業の主導によって、従業員が今後の新たな業務などで必要となる知識やスキルを習得し、活用(業務を創造・高度化)すること(広島県のウェブサイトより引用)

広島県リスキリング推進宣言とは

広島県内の企業がリスキリングに取り組むことを、社内だけではなく対外的にも宣言することで、県内でのリスキリング推進の機運向上を図ることを目的とした取り組み。

従業員の意識啓発

安全衛生教育や安全パトロールの実施等、継続的な意識向上の取り組みを行っています。

働きやすい職場づくりを目指して

ダイバーシティ推進室の設置

雇用形態や職場環境等の働き方や従業員の多様性を推進するためダイバーシティ推進室を設置しています。

女性の活躍推進

女性活躍推進行動計画3期は次世代育成行動計画と一体型として届ける(2022年4月策定)

全社員に占める女性の割合、全管理職に占める女性管理職の割合

全社員に占める女性の割合(2023年3月15日現在)

正社員 有期雇用 合計
男性(人) 899 85 984
女性(人) 218 22 240
合計(人) 1117 107 1224
女性の割合 19.5% 20.6% 19.6%

全管理職に占める女性管理職の割合

年度 2018年
3月15日現在
2019年
3月15日現在
2020年
3月15日現在
2021年
3月15日現在
2022年
3月15日現在
2023年
3月15日現在
男性(人) 319 319 316 320 324 370
女性(人) 10 11 11 12 12 21
合計(人) 329 330 327 332 336 391
女性の割合(%) 3.0% 3.3% 3.4% 3.6% 3.6% 5.4%

仕事と家庭の両立支援

サタケは、社員一人ひとりが仕事と家庭の両立を実現するため、次世代育成支援対策行動計画に基づき男性の育児参加支援、社内保育室の設置など、さまざまな取り組みを行っています。
次世代育成支援計画
  

社内保育室「Bam Boo!(ばん・ぶー)」は、社員が仕事と育児を両立させ、充分に能力を発揮して働ける環境づくりを進める一環として、2004年1月に開設されました。社内にあるため何かあってもすぐ対応できる、送り迎えが便利、臨機応変に対応してもらえる、と多くの社員が利用しています。

社内保育室「Bam Boo!(ばん・ぶー)」保育室のご紹介
  • 「Bam Boo!(ばん・ぶー)」
  • 社内保育室「Bam Boo!(ばん・ぶー)」送迎の様子

男性の育児参加支援

サタケは、社員の誰もが仕事と家庭を両立できる企業を目指して、「男性の育児参加」の促進に積極的に取り組んでいます。その結果、現在までに多くの男性社員が育児休暇を取得しています。

2021年8月 16枚目のオリジナルポスター

16枚目のオリジナルポスター
過去のポスター
15枚目のオリジナルポスターを作成する。
14枚目のオリジナルポスターを作成する。
13枚目のオリジナルポスターを作成する。
12枚目のオリジナルポスターを作成する。
11枚目のオリジナルポスターを作成する。
10枚目のオリジナルポスターを作成する。
9枚目のオリジナルポスターを作成する。
8枚目のオリジナルポスターを作成する。
7枚目のオリジナルポスターを作成する。
6枚目のオリジナルポスターを作製する
5枚目のオリジナルポスターを作製する
3枚目、4枚目のオリジナルポスターを作製する
育児休職促進のための2枚目のオリジナルポスターを作製する
2014年7月厚生労働省の「イクメンサポーター」に登録。
厚生労働省の「イクメンサポーター」に登録。
2014年5月広島県の「イクメン企業同盟」に参加。
広島県の「イクメン企業同盟」に参加。
  

イクじい・イクばあ休暇制度

子の出産を支援するため、孫の出生日から10日以内の暦日連続3日の特別有休を付与する「イクじい・イクばあ休暇制度」を、2016年4月にスタートしました。サタケではこれまでも「男性の育児休職制度」「社内保育室の設置」「毎日ノー残業デー」などを実施してきましたが、「イクじい・イクばあ休暇制度」も、社員が心身ともに健康で働きやすい環境を整備するとともに、次世代育成を支援する施策の一環として実施しています。

2022年8月

2016年4月スタート以来、15名のイクじい・イクばあが制度を利用

2016年12月

「イクじい」として第1号の執行役員が、3日間の特別有給休暇に4日間の年次有給休暇を加え、計7日間の休暇を孫育てに活用

「イクじい」第1号
2016年6月

「イクじい・イクばあ休暇」第1号の女性社員が、孫の世話をするために3日間の特別有給休暇を取得

「イクばあ」第1号
2016年4月

「イクじい・イクばあ休暇」をスタート

2015年4月

次世代育成支援対策行動計画[第3期]に「イクじい・イクばあ休暇の新設」を掲げる

仕事と家庭の両立支援に関する認証・表彰

仕事と家庭の両立支援に関する取り組みに対し、サタケは数々の認証および表彰をいただいております。

令和5年6月サタケは2023年6月8日に「2023年度 くるみん認定」を受けました。

これは、労働者の仕事と子育てに関する「一般事業主行動計画」を策定し、
目標を達成したなど一定の基準を満たした場合に認定されます。

平成26年5月子育て同盟「優秀子育て応援企業賞」

平成22年11月平成22年度 子ども若者育成・子育て支援功労者表彰「内閣府特命担当大臣賞」

平成20年1月2007年(第2回)にっけい子育て支援大賞

平成19年11月ワーク・ライフ・バランス大賞「組織内活動・優秀賞」

平成18年10月ファミリー・フレンドリー企業表彰「厚生労働大臣優良賞」

平成18年7月サタケは平成18年7月14日に「広島県仕事と家庭の両立支援企業」として登録されました。

これは「仕事と家庭の両立」に向けて取り組むことを宣言した企業を、県が登録する制度で、サタケが第2号となります。

平成16年10月ファミリー・フレンドリー企業表彰「広島労働局長賞」

社員の健康への取り組み

サタケでは、社員の健康の維持・増進を経営課題の一つと位置づけています。法律に定められた健康診断やメンタルヘルス対策はもちろん、さらに一歩広げた「社員の健康づくり」にも取り組んでいます。

2018年には「ひろしま企業健康宣言」を行い、以来毎年の活動が評価され、全国健康保険協会広島支部より認定事業所としての認定を受けています。

また2022年より「健康経営優良法人(中小企業法人部門)」に認定されました。

※「ひろしま企業健康宣言」認定企業とは

企業の健康づくりへの取り組みを確認し、一定の認定基準を満たす企業を認定してサポートし、企業と一緒に社員の健康度の向上に努めようとする全国健康保険協会広島支部の制度。
(認定は1年ごとに行われ、その有効期間は毎年4月から翌年3月まで)

取り組みの概要

推進体制 広島本社内に保健室(看護師1名)を設置
健康課題の把握 役員・従業員の健康診断の受診 受診率 実質100%
生活習慣病等のリスク低減のため、35歳以上の生活習慣病予防健診を推奨(2023年:受診率 99.9%)
(基本料金負担、オプション健診の費用助成[最高7,000円])
50人未満事業所も含めて全社員を対象にストレスチェックを実施
協会けんぽ広島支部との連携:40歳以上の従業員の健診データを提供など(広島本社)
健康経営の実践 健康教育を年2回程度、希望者を対象に実施(広島本社及びWEB)(協会けんぽ、広島県などによる)
毎年、時間外労働方針を出して削減に取り組む。
2024年度目標:所定外 20時間以下、繁忙期は80時間以下、
厳守:新入社員(2年間)は繁忙期も40時間以下(超過する場合は、別の月に振替休日を与える)
2023年度実績:一人平均7.4時間/月
心と身体の健康づくり 健康診断「要治療」等再検査対象者への受診勧奨・健康指導を実施
および全国健康保険協会が行う特定保健指導の利用促進(広島本社)
広島本社内で行うストレッチ教室の費用補助(終業後、希望者対象)
年次有給休暇の一斉使用(2~3日)、個人別計画的使用(3日)制度
インフルエンザ流行期に手指消毒液設置(広島本社・東京本社)
インフルエンザ予防接種費用を助成(3,500円まで)
一定の基準を超えた長時間労働者に対して疲労蓄積チェックや医師面談を実施
疾病による離職防止のための制度
ストック有給休暇制度(最大40日)、休職制度(原則1年)
メンタルヘルス不調者の職場復帰プログラム
屋内禁煙による受動喫煙対策
  

社会貢献の取り組み

(1)教育・研究に対する支援

「日本が世界で、さらに伸びていくための資源は頭脳しかない。大学は日本の将来を担う優秀な人材を育てる場所であり、これを支援することは企業としても一市民としても社会的な義務である」と考えています。

世界の三大主食である米、小麦、とうもろこしの分野で長年にわたる実績を誇るサタケは、日本に限らず広く世界の穀物科学の研究を支援し、穀類加工技術の教育・研修にも力を注いでいます。

(2)財団法人広島大学後援会

広島大学の教育・研究活動に対する支援を通して、国内外の学術研究の進展に寄与することを目指し、1997年6月にサタケ基金を設立。以後、財団法人広島大学後援会への支援を継続的に行っています。

(3)世界の大学への研究支援

アメリカでは穀類加工技術のメッカ、ルイジアナ州立大学やアーカンソー大学ならびにカンサス州立大学に精米プラント等の寄贈や寄付を行っています。イギリスではマンチェスター大学(旧マンチェスター工科大学)に「穀類加工研究センター」を設立し、若い優秀な研究者を育成しています。


(4)各種セミナーの開催、国際協力機構への協力

アメリカ、イギリス、中国をはじめ、世界各国で精米セミナーや製粉セミナーを開催し、穀類加工技術の発展に貢献しています。

また、1973年より国際協力事業団機構(JICA)の研修コースとして、精米加工技術に関する研修を実施しています。

(5)食育への取り組み

サタケは食育支援として2005年7月より「お米の学校」を開催、お米の学習や精米体験等を実施しています。

「お米の学校」について

(6)美味技術学会

美味技術学会は、食に係わる課題を具体的に取り上げ、産官学分野の専門家をはじめ生産者や消費者が連携・協力して解決のための論議を起こし、美味技術のあるべき姿を求めていくことを目標に平成14年2月に設立され、今日まで多様な活動を続けています。サタケは美味技術学会に対し事務局として、またさまざまな角度からの支援を行っています。

「美味技術学会」ホームページ

芸術・文化・スポーツ・地域振興に対する支援

地元に根を下ろした企業を目指し、サタケは地域の活動に積極的に参加しています。またスポーツや芸術・文化を支援する活動も行っています。

(1)サタケメモリアルホール

サタケメモリアルホールは、広島大学創立50周年記念事業の一貫として同窓生や企業等の寄附により設置されました。佐竹利子代表個人としても建設資金の大半を協力しています。1000人収容できるホールは、音楽や演劇等の芸術活動、国際会議や学術シンポジウム等の教育研究活動、また地域住民の交流の場として多くの方々に利用されています。

(2)地域再生・活性化事業「豊栄プロジェクト」

東広島市豊栄町をモデル地区とし、産官学民の連携により、人の絆を大切にした元気な町づくりや、新しい事業・雇用の創出などを通して地域の活性化を図る「豊栄プロジェクト」を発足。古民家再生により整備したレストラン・情報発信拠点「豊栄くらす」を中核に、自転車ツーリングやアグリツーリズムなどの観光事業、近隣施設・団体等とも連携した芸術・文化事業など「里山テーマパーク化」を目指した取り組みを行っています。

「豊栄くらす」について

その他、持続可能な農業の実現に向けた取り組みも行っています。

  • スマート農業の推進(ドローン・自動水門の試験導入、活用)
  • 園芸作物(リンゴ、ぶどう等)の事業拡大
  • 地元での生涯学習の支援、地元高校を中心とした教育コンバージョンの展開
  • 予防医療により、町民の健康寿命アップの推進
  • 高付加価値米の生産・普及(GABAライス、古代米等)

(3)スポーツ選手への支援

サタケは、「ITF women東京」ダブルス優勝など、多くの大会で好成績を挙げている女子プロテニスプレーヤーの二宮真琴選手とスポンサー契約を締結し、GABAライスの提供などを通して、主に食事の面から選手活動を支援しています。

「二宮真琴選手」について

(4)コンサートへの支援

2005年より第九ひろしまコンサートへ特別協賛しています。これは広島交響楽団と市民合唱団が一体となった、市民参加型の音楽イベントです。その他にも、ジャズ・オペラ等さまざまな音楽・演劇への支援もしています

(5)落語会の開催

2003年より毎年11月にサタケメモリアルホールにおいて、落語家・桂文珍氏の独演会を開催しています。これは3代目代表佐竹覚の志を偲ぶとともに伝統話芸の興隆に寄与するために行われているものです。

一般事業主行動計画 [第5期]
更新日:2022年4月1日

すべての従業員に対し、働きやすい環境を作ることによりその能力を十分に発揮できるようにするため、次のとおり行動計画を策定する。

計画期間

2022年4月1日から2025年3月31日までの3年間

内容:次世代育成支援

目標1各種手当の増額

  • 2022年5月~
    • 社内結婚した夫婦間に生まれた子を社内保育室で託児する場合の保育料を現行より更に減額
    • 個人都合による別居に対する手当の見直し

目標2男性の育児休暇の取得促進

  • 2022年10月~
    • 育児休暇取得について啓発用のパンフレット作成
  • 2025年3月~
    • 『育休支援計画書』を提出して休暇取得する従業員を、過去2年の平均38%から今後50%に増やす

内容:女性活躍推進

目標1管理職に占める女性労働者の割合を現在3.2%から5%以上を目指す

  • 2022年5月~
    • 女性従業員のキャリア形成の意識を高める
  • 2024年1月~
    • マネージャー養成研修の受講を希望する女性従業員を増やす

内容:次世代育成支援・女性活躍推進 共通

目標1両立支援するための環境整備

  • 2022年5月~
    • 両立支援制度、社内の取組などを社内LANを利用して情報提供する
  • 2022年10月~
    • 社内保育室の利用条件の緩和

目標2有給休暇の取得日数を2022年度と比較し15%増やす

  • 2022年10月~
    • 有給休暇を取得し易い環境を整備する

目標3多様な働き方ができるための環境整備

  • 2022年4月~
    • テレワーク、フレックス、時差出勤等を利用し柔軟な働き方を推進する

次世代育成行動計画 [第4期]

社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境をつくることにより、すべての社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、次のとおり行動計画を策定する。

計画期間

令和2年4月1日から令和4年3月31日までの2年間

内容

目標1各種手当の増額

  • 令和2年5月~
    • 単親家庭で一人親加算を希望する者に対して支給している手当を増額
    • 住宅手当の増額

目標2継続就業を支援するための環境整備

  • 令和2年5月~
    • 育児・介護等の理由で短時間勤務の有期雇用になった社員について、ヒアリング
    • 短時間勤務の解消後に再度正社員に登用する制度の検討
  • 令和3年4月~
    • 上記、検討後に規定化

目標3男性の育児休暇の取得促進

  • 令和2年4月~
    • 育児を目的とした休暇制度について認知度を上げる施策を検討
    • イクボスを増やす施策を検討
  • 令和4年3月~
    • 育児休業取得時における待遇等に関する事項の周知
    • 『育休支援計画書』を提出して休暇取得する社員を、過去3年の平均15%から今後2年で30%に上げる

目標4仕事と家庭を両立するための情報提供

  • 令和2年5月~
    • 社内LAN上にある専用のデータベースの各種情報を充実させ、ワークライフバランスを支援

次世代育成支援対策行動計画[第3期]

社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境をつくることにより、すべての社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、第1期・第2期行動計画に引き続き、次のとおり第3期行動計画を策定する。

計画期間

平成27年4月1日から平成32年3月31日までの5年間

内容

目標1子に対する家族手当の増額

  • 子育て家族の家計を支援するため、第一、二期に引き続き、手当額の増額を実施する。

目標2イクじい・イクばあ休暇の新設

  • 子の出産を支援するため、男性社員の配偶者の出産時の取り扱いに準じて、孫の出生当日を含め、暦日連続3日の特別有給を付与する。

目標3子育てサロンの開設

  • 子育ての悩みを共有し、解決を図るため、社内LAN上に専用のデータベースを作成する。また、仕事と子育ての両立についての意見交換会を定期的に開催する。

目標4イクメンクラブの開設

  • イクメンに対して各種情報を提供するとともに、イクメン同士の情報交換の場として、社内LAN上に専用のデータベースを作成する。

目標5男性の育児休暇の取得促進

  • 男性の育児休暇の取得を促進し、かつ長期の休暇を実現するために、新しい制度の検討を行う。

目標6女性の活躍を推進するための研修の実施

  • 女性従業員を対象とした昇格意欲を向上させるための研修、管理職を対象とした女性の育成に関する研修をそれぞれ行う。

次世代育成支援対策行動計画[第2期]

社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境をつくることにより、すべての社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、第1期行動計画に引き続き、次のとおり第2期行動計画を策定する。

計画期間

平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間

内容

目標1子に対する家族手当の増額と対象年齢の引き上げ

  • 子育て家族の家計を支援するため、計画期間中に3段階に分けて「手当額の増額」と「支給対象年齢の22歳への引き上げ」を実施する。

目標2出産祝金の段階的増額

  • 出産に伴う諸準備を支援するため、計画期間中に2段階に分けて祝金額を増額する。

目標3社内結婚を推奨

  • 結婚による女性の離職を防ぎ、キャリアを延ばしながら仕事と家庭の両立を実現させるため、社内結婚をしたカップルに結婚祝いの品を贈呈する。
  • また、結婚後2人ともが5年間継続勤務した場合に、サタケ商品購入券を支給する。
  • さらに、子どもを社内保育室に預ける場合は、割引料金を適用する。

目標4育児のための時間短縮を満9歳まで延長

  • 低学年の児童を抱える家庭を支援するため、現行満8歳の3月末までとなっている育児のための時間短縮を、満9歳まで延長するとともに、始業時の時短を選択できることにする。

目標5男性の育児休暇にストック有給休暇を使用

  • 男性の休暇を促進し、かつ長期の休暇を実現するため、「男性の育児参加」をストック有給休暇の使用理由に加える。

目標6不妊治療にストック有給休暇を使用

  • 不妊治療をする社員を支援するため、「不妊治療」をストック有給休暇の使用理由に加える。

目標7ノー残業デーを増やす

  • 社員の健康を増進し、ワークライフバランスを一層推進するため、現在週1日のノー残業デーを週2日に増やす。

次世代育成支援対策行動計画[第1期]

社員が仕事と子育てを両立させることができ、社員全員が働きやすい環境をつくることにより、すべての社員がその能力を十分に発揮できるようにするため、次のとおり行動計画を策定する。

※サタケは「広島県仕事と家庭の両立支援企業」として登録されました。

計画期間

平成17年4月1日から平成22年3月31日までの5年間

内容

目標1子に対する家族手当の増額と対象年齢の引き上げ

  • 平成19年5月までに、意義の薄れた配偶者への手当を段階的に無くして、子どもに振り向ける。
  • 平成18年5月より、子どもの支給対象年齢を18歳から20歳に引き上げる。

目標2出産祝金の段階的増額

  • 平成21年5月までに、出生時の負担を軽減するため出産祝金を段階的に増額する。

目標3ストック有給休暇の「家族の看護」での使用可

  • 平成17年4月より、「3日以上入院した家族の看護をする場合」に、4日目よりストック有給休暇が使用できる。
◎ ストック有給休暇とは?

時効で消滅する有給休暇のうち、年間10日、上限30日まで 積み立てることができる。これまでは「本人傷病により5日以上連続して休業する場合」に、6日目より使用できた。

目標4子供の出生時に父親が特別有給休暇の取得可

  • 平成18年4月より、子供の出生時に父親に出生日を含めて暦日連続3日間の特別有給休暇を認める。

※「暦日連続」とは、その期間中にある土・日・祝日も含める

目標5毎年1人以上の男性社員の育児休職取得

  • 平成17年6月より、社内電子掲示板、社内報等を活用して、男性社員も育児休職を取得できることを周知させる。
    ◎資料:
    男性社員向け育児休職制度の紹介(1)
    男性社員向け育児休職制度の紹介(2)
  • アンケート,労使協議会等を通じて社員の意見を収集し、それを反映させたサポート体制を構築する。
  • 会議,研修等を通じて管理職に理解の徹底を図る。男性の育児参加促進事業実施事業主指定(広島県第一号)

目標6夏休みに「お米の学校」を開校

  • 子育て地域貢献活動として平成17年から、毎年夏休みに「お米の学校」を開き、お米の知識を深めてもらう。
◎ お米の学校の概要
  • 地元の小学生を対象に20~30名程度を公募(地域紙等に掲載)
  • お米の種類,構造,性質等についての講義
  • 家庭用精米機の実演,胚芽米やマジックライスの試食
  • サタケ歴史館とショールームの見学、等