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無洗米製造装置「マルチパス・リンスフリー・プロセス」
MPRP36A

美味しさの向上

ウルトラマイクロバブル水で糠を除去

超微小気泡(直径1μm未満)を有する「ウルトラマイクロバブル水(UMB水)」により、白米表面の細胞壁を傷つけることなく微小な糠の洗浄効果が向上しました。100μm以上のミリバブルに比べ浮力が小さく、気泡が破裂しにくいため長時間安定した状態を保持します。これにより、白米表面の微小な糠を安定して吸着・除去しやすい特性を持ちます。

ウルトラマイクロバブル水

これにより、白米表面の微小な糠を安定して吸着・除去しやすい特性を持ちます。



ウルトラマイクロバブル説明



マルチパス洗米・脱水方式で粒感のあるご飯を実現

「マルチパス洗米・脱水方式」は、洗米・脱水工程を2回設けることにより白米への圧力を分散・低減します。この方式により、粒感のあるご飯を実現します。

マルチパス洗米



水の循環利用と仕上げ水洗浄

1パス目で洗米、2パス目で仕上加工を行います。ウルトラマイクロバブル水を10%添加し、それを2回使用することにより、20%添加時の洗米効果を実現。新しいウルトラマイクロバブル水を2回目の洗米時に添加することで最終仕上げを行い、高い洗浄効果を発揮します。



加工歩留の改善

高歩留に貢献するマルチパス方式

分散洗米することで、お米を優しく洗い、高歩留に貢献します。

歩留



環境貢献・食品リサイクル

とぎ汁(洗米副生水)の有効活用

栄養価が高いとぎ汁(洗米副生水)を生成することで、養豚などへのリキッドフィード(液体飼料)の活用を実現、食品リサイクルループを確立させます。



リサイクル

CO₂ 排出量の削減

化石燃料を用いず、無洗米加工量1tあたりのCO₂ 排出量を70%以上削減します。



節水効果

手洗いの洗米と比較し、使用水量は100分の1です。

節水



MPRP全体図

型式 MPRP
能力 3.0~3.6t/h(白米インプットベース)※1
対象原料 うるち米、胚芽米、もち米、外国産長粒種※2
加工方式 湿式加工方式
加水量 加水率 8~10 %(米流量割合)
定格電圧(V) 三相 200V
本体所用動力 28.4 kW
熱源 電気ヒータ 116 kW
必要集塵量 140m³/min
オプション コントロールタンク(レベル計制御※3 有、容量:200kg)


※1 標準設定パターンです。原料、求める品質、メンテナンス頻度によって変動します。

※2 国内産農産物規格規定に定める等級の1~3等が対象原料となります。

※3 白米の供給制御は、上限レベル計と下限レベル計が装備されています。原料白米の供給は、下限レベル計がOFFにならないように供給する
   必要があります。

SJR36A3.JPG

無洗米製造装置 MPRPプロモーションムービー