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海外向け新事業ブランド「REACH」を創設

2019.02.06

No.19-004 / 2019年02月06日

海外向け新事業ブランド「REACH」を創設

― 海外ミドル層への本格的な展開を図る ―

 このたび、サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、海外向けの新事業ブランド「REACH」(リーチ)を創設し、主に中規模事業者(ミドル層)を対象に籾摺精米プラントを販売します。3月より東南アジアや南米、アフリカなどで営業活動を本格化し、年間10プラントの販売を計画しています。

 現在、サタケは世界約150か国に事業展開し、特に大規模事業者向けの大型精米プラントで高いシェアを確保しています。「REACH」は、主に海外のミドル層を対象とした新事業ブランドで、商品として籾摺精米プラントの販売でスタートしました。このプラントは「REACH」の専用商品で、約1億円(従来商品の約1/2)と、ミドル層にも手が届きやすい価格に設定しました。また、プラントをタイの生産工場でユニット化(プレハブ工法)し、現地で組み立てる工法を採用することで、施工期間(据付工事期間)を従来の3~4か月から約2週間に大幅短縮。人件費などのコスト低減と共に、顧客が短期間に操業できるメリットを提供します。特に東南アジアなどの二期作・三期作の地域では、次期のコメ収穫期に新設備が稼働できることが、コメの円滑な販売(代金回収)につながります。

 プラントの処理能力は1時間に7トン(籾)で、概ね年間に2万5千~4万トンを精米し、4~5年程度で投資回収が可能になると考えています。今後、1時間あたり3トンおよび14トンタイプのシリーズ化も計画しています。大規模事業者でも年間3万トン程度の中規模な精米工場を消費地近辺に建設する動きもあり、こうした需要にも対応できると考えています。

 サタケ国際事業本部の友保義正部長は「新しい事業ブランド『REACH』を立ち上げ、3月からミドル層への営業活動を本格的に進めたいと考えています。ミドル層に訴求する新商品を開発し、コスト低減、工期短縮、高品質を実現しました」と語っています。

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「REACH」のロゴマーク

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「REACH」の籾摺精米プラント

「REACH」ブランドサイト
→ "https://satake-reach.com/"

以上

別紙

【REACHについて】

1.ブランド名:REACH(リーチ)
2.ブランド種別:事業ブランド
3.ブランド対象:海外事業(主にミドル層への展開)
4.ブランド名の由来

【REACH籾摺精米プラントの基本仕様と特長】

(1) 7トン(籾)/時間の処理能力
(荷受装置、粗選別機、籾摺機、精米機、研米機、光選別機、計量包装機など一式)
(2) 約1億円と従来の約1/2の価格設定(価格は仕様により異なる) 
(3) ユニット化(プレハブ工法)により、施工期間(据付工事期間)が従来の3~4か月から約2週間に大幅短縮。設計段階を含むと従来は約1年、REACHは約4か月
(4) 大規模事業者向けの籾摺精米プラントと同等の精米品質を誇る

「REACH」の籾摺精米プラントレイアウト

以上

(本リリースへのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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