受賞関係
2019.10.28
No.19-035 / 2019年10月28日
令和元年度中国地方発明表彰でサタケが受賞
― 「光学式粒状物選別機」に関する発明に特許庁長官賞 ―
令和元年度中国地方発明表彰の表彰式が10月25日、広島ガーデンパレスにて行われ、「光学式粒状物選別機の検量線自動設定システム」を発明(特許登録)したサタケ社員4名に特許庁長官賞が授与されました。併せて、本発明の実施化に顕著な功績があったと認められる法人の代表者として、佐竹利子代表に実施功績賞が贈られました。
表彰式会場にて(写真左から原正純、立石芳和、宮本知幸、石津任章)
本表彰は公益社団法人発明協会が主催するもので、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的とし、大正10年に創設されました。全国を8地方に分け、各地方において優秀な発明・考案・意匠を完成した者、発明等の実施化に尽力した者、発明等の指導・奨励・育成に貢献した者の功績を称え表彰するものです。
今回、表彰の対象になった特許(特許第6152845号)は、米・麦などの穀粒や樹脂ペレットなどの粒状物を良品と不良品とに判別、あるいは粒状物に混入する異物を判別するとともに、これらを噴風により吹き飛ばして除去する光学式粒状物選別機の、不良品や異物の選別基準を自動設定する機能に関するものです。この技術はサタケの多用途光選別機「BELTUZA」シリーズや「ピカ選α PLUS」シリーズに採用され、食の安全・安心やプラスチックリサイクルの推進に大きく貢献しています。
なお、特許庁長官賞を受賞した社員は以下の4名です。
原 正純 (技術本部 制御開発グループ グループ長)
宮本 知幸(技術本部 選別・計測グループ 選別チーム 主事)
石津 任章(技術本部 制御開発グループ 制御開発チーム 主事)
立石 芳和(技術本部 選別・計測グループ 選別チーム 主査)
実施功績賞・表彰盾
以上
(本リリースへのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報部)
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