ニュースリリース・お知らせ

No.25-006 / 2025年3月4日

　株式会社サタケ（本社：広島県東広島市西条西本町2-30、代表取締役社長：松本和久）　は、プラスチックペレット専用に開発した光選別機「ペレットソーターII」を、3月1日より販売開始しました。

　「ペレットソーターII」は、プラスチックペレット原料中に混入する黒点や着色粒などの不良品を除去する光選別機で、最大3.0t／hの原料を処理することができます。供給された原料は幅600mmのベルトで選別部まで搬送され、上下に搭載したカメラで原料を表裏からチェック。良品・不良品を瞬時に判別し、不良品は高速エジェクタバルブからの圧縮空気により除去されます。
　サタケは2009年に、プラスチックペレット原料に対応した光選別機「ペレットソーター」を開発。その後、さらなる不良品選別率の向上を目指し、新たな光選別機の開発に取り組んできました。このたび発売の「ペレットソーターII」は、LED光源の採用など設計を見直し、透明や光沢のあるペレットの選別性能を大幅に向上。さらにカメラの分解能（認識できる細かさの限界）を従来機比２倍の0.03mmに高め、微小の黒点や着色ペレットも高精度に選別します。不良品の除去にはサタケ独自のピエゾバルブを採用することにより、良品の巻き添えを低減し、良品のロスを最小限に抑えつつプラスチック製品の純度を高めることができます。
　販売価格はオープン価格。樹脂製造メーカーやプラスチックリサイクル業者などに、初年度は5台の販売を見込んでいます。

以上

別紙

■選別の仕組み

■特長

1．0.1㎜の微小黒点を高精度で選別

・ 排出ホッパの取り外しが可能になり、清掃性が大幅に向上

■寸法（単位:㎜）

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