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「米の残留農薬簡易分析サービス」を開始

2016.10.17

No.16-032/2016年10月17日

「米の残留農薬簡易分析サービス」を開始

―安全性確認を迅速・低価格に―

残留農薬簡易分析の様子

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、10月17日より新たに「米の残留農薬簡易分析」の受託を開始します。

 サタケは平成18年5月より施行されたポジティブリスト制度(※1)に伴い、米の残留農薬分析について、ガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)を用いた一斉分析の受託を開始し、これまで多くのお客様にご利用いただいています。

 近年では米生産者・団体などで、出荷前の安全性確認を目的とした分析への需要が高まり、納期の短縮や低価格化が求められるようになりました。従来の一斉分析では高精度な分析が可能ですが、試料の前処理や測定・解析など分析工程が多く、納期は受付から結果報告まで7営業日、分析料金は1検体あたり50,000円(税抜)を要します。

 そこでサタケは、残留農薬測定装置ACA2000(当社製品)を用いた「米の残留農薬簡易分析サービス(※2)」を10月17日より開始することとなりました。この分析に要する日数は受付から結果報告まで3営業日、分析料金は1検体あたり15,000円(税抜)。より迅速・低価格での分析が可能となり、サービスの利用率が高まると考えています。



(※1)国内に流通する食品に残留する農薬・動物用医薬品および飼料添加物について、残留基準値を設定し、これが定められていない農薬等が一定量以上含まれる食品の流通を原則として禁止する制度。

(※2)ACA2000は総合毒性によるスクリーニング装置のため、検出された成分の特定はできません。残留基準値を超えるおそれのある成分が含まれていると判定された場合は二次分析としてGCMSなどを用いて成分の特定および濃度の定量分析が必要となります。

以上

(本リリースへのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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