福利厚生
2016.09.05
No.16-026 / 2016年9月5日
サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、2016年4月より、社員の仕事と子育ての両立支援の一環として、"孫育て"に参加する社員を支援する制度「イクじい・イクばあ休暇」を新設、6月に休暇取得者第1号が誕生しました。
近年、様々な企業・団体において、社員に対し育児休暇の取得を促す活動が目立つようになりました。なかでも育休を取得するなどして子育てに積極的に参加する男性を「イクメン」、育児や介護など、部下の私生活に配慮できる上司を「イクボス」と呼ぶようになるなど、子育てを取り巻く社会環境・企業の支援は年々変化しつつあります。
2016年4月、サタケは "孫育て"に参加する社員を支援する制度、その名も「イクじい・イクばあ休暇」を新設しました。制度の内容は「男性社員の配偶者の出産時の取り扱いに準じて、孫の出生当日を含め、暦日連続3日の特別有給を付与する」というもの。
制度スタートから2ヵ月が経った6月、サタケのイクじい・イクばあ第1号が誕生しました。北陸営業所(石川県白山市)勤務の岡 里美社員(57)です。当時彼女にはすでに3人の孫がおり、今回長女の2人目の出産に際して休暇を取得しました。帝王切開での出産であったため、入院期間が長く、長女に代わり孫の面倒をみる必要がありました。そこで彼女が"イクばあ"として世話役を買って出たというわけです。休暇期間中は孫の保育所への送り迎えや、長女の入院中の世話をして過ごしたそうで、「孫の場合でも出産後は何かと休みが必要です。このイクじい・イクばあ休暇は周りからの理解も得られやすく、私にはとてもありがたい制度でした」と今回の休暇取得を振り返りました。
サタケではイクじい・イクばあ休暇のほかに社員の子育て支援策として、これまで男性の育児休暇取得推進や、社内保育施設の設置などを行ってきました。この他にも子育ての悩みを共有して意見交換をする「子育てサロン」や、"イクメン"に対しての情報発信やイクメン同士の情報交換の場としての「イクメンクラブ」など社内LANを活用した支援策も方針として打ち出しています。
今回の制度開設について木谷博郁取締役人事部長は「子育てには周囲の多くの支援が必要です。今回は出産時に祖父母が休みを取ってサポートする制度を設けましたが、これからも社員のニーズを把握しながら子育てサポート体制の充実を図っていきます」とコメントしています。
以上
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