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サタケが地元農家と共同で農業生産法人を設立

2015.07.27

No.15-031 / 2015年7月27日

サタケが地元農家と共同で農業生産法人を設立

―持続可能な六次産業化モデル事業の構築を目指す―

法人設立記念式典のもよう

 サタケ(本社:東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)はこのたび、東広島市豊栄町清武地区の稲作農家33戸と共同で農業生産法人「株式会社賀茂プロジェクト」を設立、7月26日に佐竹鉄工にて設立記念式典を挙行しました。

 サタケは「食を通してもっと元気な人を創る」「持続可能な農業を実現する」という中長期ビジョンに基づき、六次産業化を柱とする地域参画型循環事業モデルの構築に取り組んできました。2011年12月にはGABAライスを使ったおむすびの店舗「おむすびのGABA西条店」を開店、地元産の米を付加価値の高い食品に加工して販売するモデル事業を行っています。

 一方、今回農業生産法人を設立した東広島市豊栄町清武地区には、サタケグループで機械・食品の製造を受け持つ佐竹鉄工株式会社があり、地元の理解・協力のもと50年以上にわたり操業を行ってきました。地域住民の方々と情報交換をする中で、同地域では近年高齢化が進み、各農家においては将来的に予測される人手不足や離農といった問題が危惧されている、ということがわかりました。

 そこで、サタケが持つ穀物加工や商品開発、マネジメントなどのノウハウを活用することで、これらの問題解決につなげることができればとの思いから、豊栄町住民自治協議会を通してサタケ、清武地区稲作農家の双方が一昨年より協議を重ねてきましたが、このたび共同して事業に取り組むことに合意し、農業生産法人を設立するにいたりました。

 今回の法人設立により、同地域においては人手不足が解消され、集落の維持・発展が図られることを期待されています。また、六次産業化のモデルケースとして、水稲を主体に生産からギャバ米などへの加工、販売までを一貫して取り組み、さらに将来的には林業や畜産業、商工業とも連携した地域参画型循環事業の構築を目指します。

 設立にあたり、法人代表の松本和久(サタケ)は「ギャバライス加工などにより付加価値の高い食品を生産し、販売することで、持続可能な農業を実現する。農村地域が元気になり、若い人たちが帰ってくるような、魅力ある地域づくりに貢献したい」とコメントしています。

以上

別紙

【農業生産法人の概要】

法人名称 :株式会社賀茂プロジェクト
所在地  :東広島市豊栄町清武1595(佐竹鉄工株式会社内)
代表者  :松本和久(サタケ)
役員   :〈地区代表〉 田川憲司、金川学、小川強、牛尾孝治
      〈サタケ〉 梶森久史、濱岡伸治
営業品目 :1.農林水畜産の生産・加工・販売
      2.農林水畜産に関わる材の製造販売
      3.農林水畜産に関わる作業委託
      4.人材派遣業
      5.介護保険法に基づく居宅介護支援事業
      6.飲食店業
      7.飼料の製造販売
      8.農林水畜産に関わる観光業
      9.前各号に関連する機械装置の販売およびリース
      10.前各号商品の輸出入業務
      11.前各号に付帯または関連する一切の業務
設立年月 :2015年7月(予定)
資本金  :350万9千円
経営面積 :約23ヘクタール
構成員数 :33人
事業地域 :東広島市豊栄町清武西地区(米山・後谷・篠江谷)



以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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