GLOBAL
     

ニュースリリース・お知らせ

経営関連

「ISO/IEC17025試験所認定」範囲を拡大

2015.03.30

2015年3月30日

認定取得

「ISO/IEC17025試験所認定」範囲を拡大

― 「米のカドミウム分析」の迅速化・低価格化を実現 ―

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は3月17日、米のカドミウム簡易分析「蛍光X線分析法」について「ISO/IEC17025試験所認定」を取得しました。今回の認証を受け、ISO/IEC17025認定法として米のカドミウム簡易分析の受託を、4月1日より新たに開始します。

蛍光X線分析のようす

 サタケは2006年5月、「米のカドミウム分析」について公益財団法人日本適合性認定協会(略称:JAB)より「ISO/IEC17025試験所認定」を取得し、これまでに食品衛生法を準用した3つの分析法で認定を受けています。これらはいずれも精度が非常に高いものですが、薬品を用いた試料の前処理など工程が多くあり、納期は分析依頼受付から結果報告まで7営業日、分析料金は1検体あたり7,500円を要します。近年は米生産者・団体などから、出荷前の安全性確認を目的にカドミウム分析へのニーズが高まり、より一層の分析納期短縮や低価格化が求められるようになりました。

 そこでサタケは、カドミウムの有無を大まかに判断する一斉分析(スクリーニング分析)として従来行ってきた簡易分析の「蛍光X線分析法」に着目し、スクリーニング分析だけでなくカドミウムの含有量を測定する「定量分析」まで行える手法の確立に取り組んできました。そして3月17日、同分析法についてJABより「ISO/IEC17025試験所認定」を取得、4月1日より認定法による米のカドミウム簡易分析の受託を開始することとなりました。

 この分析に要する日数は、受付から回答まで3営業日、分析料金は1検体あたり2,000円。分析結果としてJABのロゴマーク付報告書を発行します。今回認定を取得したことで、より迅速・低価格で米のカドミウム分析が可能となり、より多くの米生産者・団体から分析サービスをご利用いただけると考えています。(認定等に関する詳細は別紙参照)

以上

別紙

認定に関する詳細

試験所名称:株式会社サタケ 穀物分析センター(広島県東広島市西条西本町2-30)

認定番号 :RTL01970

拡大認定日:2015年3月17日

初回認定日:2006年5月31日

有効期限 :2018年5月31日

認定分野 :化学試験

認定の内容:試験方法...蛍光X線分析法(簡易分析)

      試験品目...米(玄米、精米、加工米及び加工米飯)

      対象成分...カドミウム



用語説明

※1 公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)

 1993年11月、日本工業標準調査会の答申に基づき、社団法人経済団体連合会の主導の下、35の産業団体から基本財産の出捐を受けて「財団法人日本品質システム審査登録認定協会」の名称で品質マネジメントシステム認証制度における認定機関として発足。1996年6月、環境マネジメントシステム審査登録機関・認証機関、試験所などの認定を事業に加え、これに伴い名称を「財団法人日本適合性認定協会」に変更した。2010年7月に公益法人制度改革関連3法に基づき「公益財団法人日本適合性認定協会」として新たに発足した。

 主な事業内容は(1)適合性評価機関(この法人が適合性に係り認定した機関)の登録及び公表(2)適合性評価機関が認証登録した適合組織の公表(3)国際レベルにおける認定機関間の相互承認の推進、維持(4)調査及び研究・開発(5)普及及び啓発(6)内外関係機関等との交流及び協力など。(JAB ホームページより抜粋)

※2 ISO/IEC17025(試験所認定)とは

 ISO/IEC17025は分析、検査や校正について、それを実施する事業所の能力に関する要求事項を定めた国際規格。要求される能力には、分析受託から報告までの管理、異常発生時の対応、独立性・公平性に至るまでの管理上の事項(いわゆるISO9001に相当)と、分析試験員の技能、徹底した分析精度の管理、実施する分析方法の妥当性、トレーサビリティの確保などの技術的事項とがある。認定は分析対象品目と分析方法の組み合わせを特定して行われ、認定取得にあたっては、権威ある認定機関による厳密な審査が行われる。つまり、試験所認定を取得することで、事業所の高い管理力・技術力が証明されることになる。

※3 蛍光X線分析とは(一般)

 蛍光X線分析は、試料にX線を照射したときに発生する蛍光X線のエネルギー強度から、元素の濃度を測定する分析手法。一般的な化学分析で必要な薬品を用いた試料の前処理が不要で、非破壊で測定ができる。また分析にかかる時間が短く、人体や環境に影響のある薬品を使わないことから、迅速法として、材料の品質管理や土壌等の環境測定など多くの分野で採用されている。近年、技術開発が進み分析精度が格段に向上したため、従来は困難であった食品の分野でも利用されるようになった。



以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

一覧へ戻る