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インドネシア最大規模の精米プラントが順調稼働

2015.02.24

2015年2月24日

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インドネシア最大規模の精米プラントが順調稼働

― サタケのトータルエンジニアリング力が高評価 ―

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)が、2012年からインドネシアのPT. Tiga Pilar Sejahtera Food, Tbk社(ティガ・ピラー社、以下「TPS社」)より順次受注していた精米プラントが、2014年12月に計3ライン構成となり、同国最大規模の最新籾摺精米プラントとして順調に稼働しています。

TPS社の籾摺精米プラント全景

 TPS社は1959年に創業(会社設立は1992年)。現在、食品加工、精米、椰子プランテーション及び加工の3分野で事業展開しており、精米事業には2010年に参入し、多くの人気ブランド米の生産及び販売を行っています。

 TPS社は精米事業拡大のため、2011年に籾摺精米工場の新設を計画し、精米プラントメーカーの選定に入りました。サタケは、佐竹機械蘇州有限公司(サタケ蘇州工場)や中国国内の精米プラント(サタケ施工)の視察案内をしましたが、TPS社からその出来栄えが高く評価されました。最終的にサタケのトータルエンジニアリング力の高さ、TPS社スタッフへの精米加工技術の長期教育・指導の期待などから、2012年4月に毎時処理能力15トンの籾摺精米ライン(Aライン)を正式受注しました(2014年4月稼働開始)。

 その後、継続的な事業拡大計画に伴い、2013年6月に毎時処理能力12トンの玄米精米ライン(Bライン)、同年11月には同24トンの玄米精米ライン(Cライン)を、サタケが追加受注しました(Bライン:2014年8月、Cライン:2014年12月稼働開始)。これにより、本精米プラントはインドネシアで最大規模となり、加えて、サタケの最新技術、特に光選別機を導入したことにより高歩留まりと高品質米の生産が可能になりました。

 TPS社は、2020年までにインドネシアにおける白米生産量の5%シェアを目標にしており、さらなる精米プラントの新設計画も進んでいます。また、事業拡大により工場に原料(籾)を供給する近隣農家の生活を安定させ豊かにすることも目的としています。今後、サタケもハード、ソフト両面でTPS社の取組みを支援していく所存です。

以上

別紙

インドネシアTPS社 籾摺精米プラントの概要

    1. 事業者(発注者) PT. Tiga Pilar Sejahtera Food, Tbk
      (President Director; Mr.Joko Mogoginta)
    2. プラント所在地  JL.SOLO SRAGEN KM.23RT.017/004,DS.DUYUNGAN.KEC.
      SIDOHARJO,KAB.SRAGEN Zip No.57281
      (インドネシア ジャワ島、スラゲン市)
    3. 仕様能力     Aライン:籾摺精米ライン 15トン/時(乾燥籾インプット)
      Bライン:玄米精米ライン 12トン/時(玄米インプット)
      Cライン:玄米精米ライン 24トン/時(玄米インプット)
    4. 供給範囲     粗精選機、籾摺機、精米機、光選別機、包装機など
    5. 契約金額     非公開
    6. 契約・稼働     Aライン:契約2012年4月、稼働開始2014年4月
      Bライン:契約2013年 6月、稼働開始2014年8月
      Cライン:契約2013年11月、稼働開始2014年12月

導入された光選別機

首都ジャカルタ市とスラゲン市の位置関係

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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