2014年11月7日

受賞

　11月5日、メルパルク広島にて平成26年度中国地方発明表彰式が挙行され、「農家用の色彩選別機」を発明（特許登録）したサタケ社員6名に中小企業庁長官奨励賞が授賞されました。併せて、本発明の実施化に顕著な功績があったと認められる法人の代表者として、佐竹利子代表に実施功績賞が贈られました。

表彰式会場にて（左から技術本部・河村陽一、川口直樹、土井貴広、代表・佐竹利子、松下忠史、山口陽理、景山正志）

　本発明表彰は公益社団法人発明協会が主催するもので、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として、大正10年に創設されました。全国を8地方に分け、各地方において優秀な発明・考案・意匠を完成した者、発明等の実施化に尽力した者、発明等の指導・奨励・育成に貢献した者の功績を称え表彰するものです。

　今回、表彰の対象になった特許（特許第5163623号）は、主として農家で使用されるコメの中の異物や異色粒を選別する色彩選別機に関するもので、本体前面側の光学検出部を開放可能にして内部の清掃を容易にし、選別作業における選別性能の低下を防止することを目的とするものです。この技術はサタケの光選別機「ピカ選シリーズ」に採用され、農家への光選別機普及と良質米の生産に大きく貢献しています。

実施功績賞 ・表彰盾

　なお、中小企業庁長官奨励賞表彰を受賞した社員は以下の6名です。

河村陽一（技術本部 選別・計測グループ 選別チーム 主幹研究員）
景山正志（技術本部 乾燥・調製グループ 調製チーム 主査）
川口直樹（技術本部 乾燥・調製グループ 乾燥チーム 主査）
山口陽理（技術本部 乾燥・調製グループ 調製チーム 主幹研究員）
土井貴広（技術本部 選別・計測グループ 選別チーム 主幹研究員）
松下忠史（技術本部 選別・計測グループ 選別チーム 主査）

以上

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