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インドネシアの乾燥貯蔵籾摺精米プラントが竣工

2014.10.01

2014年10月1日

海外

インドネシアの乾燥貯蔵籾摺精米プラントが竣工

― 9/7開所式を挙行 高品質なコメの生産に寄与 ―

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)が、インドネシアの精米大手PT.Lumbung Padi Indonesia(ルンブン・パディ・インドネシア、以下「LPI」)より受注していた乾燥貯蔵籾摺精米プラントが完成し、9月7日に開所式が執り行われました。

開所式会場にて(農業大臣ら)

 LPIは、精米事業を積極的に推進するため、2008年より乾燥貯蔵籾摺精米プラント(以下「本プラント」)の建設計画に着手し、サタケを含む7か国(7社)のプラントメーカーから提出された設計提案などを慎重に検討しました。その結果、サタケの総合プラント力と提案内容(1.品質向上・安定、2.歩留まり向上=ロス低減、3.生産者=農家への還元など)が評価され、2012年サタケに決定。2013年3月29日に契約締結しました。

 2014年3月より据付工事を開始し、同年9月7日に本プラントの開所式(竣工式)が執り行われました。開所式には、LPI社長Ms.Fara Luwia氏、インドネシア農業大臣Suswono氏、東ジャワ副州知事Saifullah氏やインドネシア日本大使館進藤公使など現地関係者のほか、サタケから木原専務取締役らが参加しました。

 本プラントは、サタケの機械・技術と海外プラントでの経験が組み込まれた、乾燥から貯蔵、籾摺り、精米、包装に至るまでのフルプラントで、生籾から製品出荷まで一貫したサタケ品質での調製・加工が可能となります。これにより、インドネシアで「高品質」「安定」「高歩留り」の製品が生産されることを期待しています。

 サタケは、本プラントをインドネシアでのフラッグシッププラントと位置づけ、より積極的な市場開拓を行い、インドネシア国内のコメの高品質化を加速させたいと考えています。

以上

注)写真は左から、Fara LPI社長、Rachmat Gobel LPI President Commissioner、Saifullah 東Java 副州知事、 Suswono 農業大臣、Mustofa Mojokerto 副市長、インドネシア日本国大使館進藤公使、サタケ木原専務

別紙

■インドネシア LPI 乾燥貯蔵籾摺精米プラントの概要
  1. プロジェクト名  LPI Mojokerto(サタケ乾燥貯蔵籾摺精米プラント)
  2. 事業者(発注者) PT. Lumbung Padi Indonesia
    (President Director; Ms.Fara Luwia)
  3. プラント所在地 Mojokerto, Jawa Timur, Indonesia
    (インドネシア東JAWA島、Mojokerto市:モジョケルト市)
  4. 仕様能力    乾燥  500トン/日(生籾インプット)
    貯蔵 16,000トン(4,000トン×4本、乾燥籾)
    籾摺り 15トン/時(籾インプット)
    精米  12トン/時(玄米インプット)
    混米  10.8トン/時(白米インプット)
    包装  25トン/時
  5. 供給範囲    荷受け設備、粗精選機、乾燥機、貯蔵サイロ、籾摺機、
    精米機、光選別機、包装機ほか、設備一式
  6. 契約締結日   2012年3月29日
  7. 契約金額    非公開
  8. 据付開始    2014年3月
  9. 開所式(竣工式)2014年9月7日

プラント外観全景

籾摺ライン全景

精米ライン全景

精米ライン(2階)

開所式セレモニー会場の様子

首都ジャカルタ市とモジョケルト市の位置関係

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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