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ブルネイ国の新籾摺精米プラントが稼働

2014.09.18

2014年9月18日

海外

ブルネイ国の新籾摺精米プラントが稼働

― 8/20開所式を挙行 米自給率と品質の向上に寄与 ―

アライアンス・スター社精米工場

開所式会場にて産業一次資源省大臣らと

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)が、ブルネイ・ダルサラーム国(以下、ブルネイ)より受注していた新籾摺精米プラントが完成し、去る8月20日に開所式が執り行われました。

 この新籾摺精米プラントは、ブルネイ政府が2009年に策定した自国の米自給率向上計画の一環として計画されました。プラントメーカーの選定にあたっては、中国、タイおよび日本の精米工場を視察し、特に日本の精米工場が安全性や衛生面を含めた総合品質で優れていると判断。2012年、その施工業者であるサタケに新プラントの発注を決定しました(設備一式)。

 2013年11月より据付工事を開始し、2014年8月20日に新プラントの開所式(竣工式)が執り行われました。開所式には、ブルネイの産業一次資源省大臣、同省農業局長や在ブルネイ日本国大使館参事官らが出席し、最初にサタケ側の挨拶とプレゼンテーション、その後、大臣によるテープカットと各設備の見学・実演などが行われました。現在、新プラントは順調に稼働しており、生産効率および品質の向上に寄与しています。

 ブルネイでは米自給率向上計画をさらに進展させるため、将来的に大型精米プラントの建設も検討されています。サタケは、同国の食糧計画に対し、今後もさまざまな形で協力・貢献させていただきたいと考えています。

以上

注)写真は左から、友保義正アジア事業部長(サタケ)、木原和由専務取締役(サタケ)、ペヒン・ヤヒヤ産業一次資源省大臣、ハジャ・アイ同省農業局長、(2人おいて一番右)清水生介在ブルネイ日本国大使館参事官

別紙

■ブルネイ 新籾摺精米プラントの概要
  • 1.プロジェクト名:Husking and Rice Milling Plant
  • 2.事業者(発注者):ブルネイ・ダルサラーム国(産業一次資源省)
  • 3.プラント所在地:Bengkel Pertanian Wasan Jalan Limau Manis BH2523 Negara Brunei Darussalam
    (ブルネイ ムアラ州 ワサン:首都バンダルスリブガワンの南西約40㎞)
  • 4.仕様能力:籾摺精米プラント 毎時3.5トン(籾)
  • 5.供給範囲:粗精選機、籾摺機、精米機、光選別機ほか設備一式
  • 6.契約締結日:2012年8月30日
  • 7.契約金額:US$3,916,110 (約3億円)
  • 8.据付開始:2013年11月
  • 9.完工年月日:2013年10月
  • 10.開所式(竣工式):2014年8月20日

産業一次資源省大臣によるテープカット

産業一次資源省大臣によるテープカット

産業一次資源省大臣によるプラントの稼働開始

産業一次資源省大臣によるプラントの稼働開始

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精米機

精米機

荷受セクション

荷受セクション

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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