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2014.07.16
2014年7月16日
海外
サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)が昨年10月、ミャンマー連邦共和国に納入した大型精米プラントが、現在順調に稼働しています。ミャンマー政府は同国内で生産される米の品質向上を目指しており、サタケは今後、最新鋭精米プラントの販売推進を通して、同国の精米技術・米品質向上を支援していく考えです。
サタケが大型精米プラントを納入したのは、総合建設業のアライアンス・スター社精米工場。同社は昨年10月、ミャンマーの首都ネーピードー連邦領に精米工場を建設し、精米業に新規参入しました。同連邦領は2003年より建設が始まった新首都で、今回納入したものが同連邦領における初の大型精米プラントとなります。同プラントには最新鋭の精米機はもとより、不良品を除去する光選別機や、米の品質を評価する分析機器も備えられ、高品質な米の製造が可能です。製造された米は現在、ミャンマー国内向けに販売されていますが、将来は輸出も視野に入れています。
サタケは1997年よりミャンマー連邦共和国ヤンゴン市に販売拠点を設置。ヤンゴンエリアを中心とする20か所に精米プラントを納入するとともに、現地駐在技師によるメンテナンスに力を入れてきました。また、プラントを導入した客先のオペレーターに対し、精米知識・機械構造に関する研修プログラムを実施しています。このような同国内における実績が評価され、今回の受注につながりました。
ミャンマー政府は、同国内で生産される米品質の向上により輸出米市場での競争力を高めるため、2012年に法改正をするなど、農業生産性向上に向けた支援に乗り出しました。その一環として最新鋭精米プラントを建設し、精米技術および米品質向上に一層力を入れる方針を打ち出しています。サタケとしては今後、販売拠点の一層の充実を図り、ミャンマーにおける最新鋭精米プラントの販売推進を通して、同国の精米技術・米品質向上を支援していく考えです。
以上
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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