GLOBAL
     

ニュースリリース・お知らせ

経営関連

サタケがインドネシアで現地法人設立

2013.07.08

2013年7月8日

海外

サタケがインドネシアで現地法人設立

― ゴーベル・グループの企業との合弁 売上拡大を期す ―

 サタケ(本社:東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、インドネシアでの売上拡大を目的に、同国ゴーベル・グループ傘下の株式会社ゴーベル・ルウィア・インベスタマ(PT.Gobel Luwia Investama、本社:インドネシア ジャカルタ市、代表:Rachmat Gobel、以下「ゴーベル社」)と合弁で、販売およびアフターサービスを主事業とする現地法人「サタケ・ゴーベル・インドネシア(PT.Satake Gobel Indonesia)」を設立します。2013年7月8日、サタケ広島本社で合弁契約に調印、2014年1月事業開始の予定です。

佐竹利子代表(左)とラフマットゴーベル代表(右)

 現在、ンドネシア市場において、大型プロジェクト(精米工場などのプラント)はサタケが主に直接取引し、農家や小規模店向けの機械(単体機)の販売やアフターサービスは販売協力店を通して行っています。今後、経済発展などでインドネシア市場の規模拡大が見込まれますが、サタケとしても売上拡大には販売力の強化とアフターサービスの充実が不可欠であると考えています。そのため、これらを積極的に行う現地法人(新会社)の設立を決定しました。設立にあたり、迅速な立ち上げや事業運営の円滑化などを勘案し、現地の有力企業との合弁としました。最終的に、インドネシアで家電製品の生産販売や物流、食品生産など幅広い事業を展開するゴーベル・グループのラフマット ゴーベル代表に協力を依頼し、サタケ・ゴーベル・インドネシアの設立に至りました。2013年7月8日、サタケ広島本社で合弁契約に調印、2014年1月の事業開始を計画しています。サタケ・ゴーベル・インドネシアはスラバヤ市に拠点を置き、資本金100万ドル(サタケ60万ドル、ゴーベル社40万ドル)、従業員13名でスタートする予定です。事業開始後は、アフターサービスの充実や据付工事の品質向上に取り組むほか、マーケティング調査に基づく戦略の立案や大型プロジェクト受注体制の構築を図ります。また、グループ会社とも連携し、フィリピンやマレーシアなどの周辺諸国へも営業活動を行います。将来的には、インドネシア市場向けの新商品企画や製品の現地製造も視野に入れています。売上目標は20億円/年(現在は約5億円)。

以上

参考

【現地法人について】

1.会社名  :サタケ・ゴーベル・インドネシア(PT.Satake Gobel Indonesia)
2.所在地  :インドネシア共和国 スラバヤ市
3.社長   :田中章一(サタケ・タイランド社長兼務)
4.資本金  :100万ドル(サタケ60万ドル、ゴーベル社40万ドル)
5.事業開始:2014年1月予定
6.業種   :精米機・光選別機などの販売、アフターサービス、据付工事など
7.従業員数:13名

【地図(スラバヤ市)】

 スラバヤ市は、首都ジャカルタに次ぐインドネシア第2の都市(278万人:2011年)

【インドネシア市場について】

●人口:2億4447万人(世界第4位:2013年 IMF 「World Economic Outlook Databases」)
●コメ生産量:6641万トン(籾ベース:世界第3位:2010年 FAO「FAO統計データベース」)
●コメ輸入量196万トン(世界第3位:2012年 米国農務省統計)

【ゴーベル・グループについて】

 ゴーベル・グループは、株式会社ゴーベル・インターナショナル(PT. Gobel International)を持株会社としたグループで、1994年に設立。グループの事業として、パナソニック製品の生産・販売業、梱包材製造販売業、運送業、食品加工販売業、宣伝広告業、不動産開発・管理などを行っている。従業員数1万人。 ゴーベル・グループ代表のラフマット ゴーベル氏(Rachmat Gobel)は、1962年ジャカルタ生まれ。中央大学卒。現在、インドネシア日本友好協会理事長でもある。父のモハマド・ゴーベル氏は60年に松下電器産業と技術提携し、62年に白黒テレビの生産開始。70年に合弁会社のナショナル・ゴーベル(現パナソニック・マニュファクチャリング・インドネシア)を設立した。

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

一覧へ戻る