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ベトナム精米最大手のAGPPS社と覚書を締結

2013.06.17

2013年6月17日

海外

ベトナム精米最大手のAGPPS社と覚書を締結

― AGPPS社の米品質向上にサタケが技術協力 ―

覚書締結(左:サタケアジア事業部長 友保義正、
右:AGPPS社 Huynh Van Thon会長)

 2013年5月30日、サタケ(本社:東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、稲種子・農薬生産販売及び精米においてベトナム最大手のAn Giang Plant Protection Joint Stock Company(本社:ベトナム アンザン省、会長:Huynh Van Thon、以下「AGPPS社」)と、米の乾燥・精米、分析・品質管理及び付加価値米に関する技術協力の覚書を締結しました。サタケの技術供与や製品提供により、AGPPS社は米の品質向上を図る計画です。

 覚書の概要は、サタケがAGPPS社に対し、(1)米の乾燥機、(2)米の分析・品質管理、(3)精米機・研米機、(4)付加価値米などの技術供与や製品提供を行い、AGPPSが生産・販売している米の品質向上を目指します。今後実施予定の具体例として、AGPPS社の精米工場(もみ乾燥から精米までを行う)で使用する新型乾燥機の自社生産、GABAライスの製造などを視野に入れています。

 AGPPS社は、1993年に創業したベトナム最大手の稲種子・農薬生産販売会社で、主力の農薬・種もみの販売のほか、2010年に精米事業(米販売)にも進出しました。現在、4つの精米工場を所有しており、この分野においても国内最大手の企業です。

 AGPPSは、精米事業で2018年までに米の売上高を現在の約25倍(日本円で約600億円)に伸ばし、併せて精米工場を18工場へと増設する戦略を立てました。AGPPS社は、目標達成のためには米の品質向上が不可欠であり、現在使用している自社製乾燥機の性能向上や米の分析・品質管理の徹底などが不可欠であると判断しました。AGPPS社はサタケの光選別機を導入しており、2013年3月にサタケ広島本社や大型精米工場(サタケ施工)などを視察。乾燥から炊飯に至るまでの一貫した技術力の高さを認識し、サタケに技術協力を求めてきました。その後、両社で協議を重ね、2013年5月30日にAGPPSのホーチミン事務所で覚書の締結を行いました。

以 上 

参考

【AGPPS社について】

1.会社名 :An Giang Plant Protection Joint Stock Company2.所在地  :ベトナム社会主義共和国 アンザン省
        (No.23, Ha Hoang Ho Street, My Xuyen Ward, Long Xuyen,
         An Giang, Vietnam)3.代表者  :Huynh Van Thon(会長)4.創業   :1993年5.業種   :農薬・種もみの販売、精米業、観光業6.従業員数 :2,100名7.その他  :米の販売先はベトナム国内と海外輸出(比率1:1)

覚書締結2



(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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