製品・技術
2012.11.06
2012年11月6日
新製品
サタケ(本社:東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、小型光選別機ピカ選シリーズに、小流量対応の新型機「ピカ選mini(ミニ)」を開発し、11月1日より販売を開始しました(出荷開始は12月)。
「ピカ選mini」 |
2009年に新発売したピカ選は、フルカラーCCD カメラを搭載した高精度な選別能力と低価格化を両立させたことで市場より好評を頂き、発売開始3年でシリーズ累計5,000台を突破したヒット商品となりました。
このたび、ピカ選シリーズ(1トン、2トン、3.2トンタイプ)に小流量対応型の「ピカ選mini」を新開発し、シリーズの充実化を図りました。「ピカ選mini」は、玄米で毎時0―720kg、白米で0―800kgの処理能力を有し、2.5―3インチクラスの籾摺玄米調製ラインや、7馬力クラスの業務用精米機ラインの白米選別に適応します。供出農家のほか、白米小売を行っている産直農家や個人米穀店などを主なユーザーと考えています。
「ピカ選mini」にもクラス初(※1)のフルカラーCCDカメラを搭載しており、モノクロカメラでは困難な微妙な色合いの差を判別します。また、張込ホッパ、張込昇降機、集塵装置が本体に組み込まれた一体型構造なので、面倒な付帯工事が不要です。
メーカー希望小売価格(税込)は、コンプレッサなしのタイプ(型式:FGS-500)が176万4,000円、コンプレッサ内蔵のタイプ(型式:FGS-500C)が197万4,000円。11月1日より販売を開始(出荷開始は12月)。初年度販売目標は300台。
(※1)処理能力が毎時1トン以下の光選別機において(当社調べ)
以上
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
この製品についての詳細はこちら→「ピカ選mini」
ピカ選シリーズで、選別性能の高さを実証したフルカラーCCDカメラを搭載。モノクロカメラでは困難な微妙な色合いの差を判別する高精度な選別が可能です。
毎時処理能力は玄米0―720kg、白米0―800kg。小流量でも高精度な選別能力を発揮します。
張込ホッパ、張込昇降機、集塵装置が本体に組み込まれた一体型構造なので、面倒な付帯工事が不要です。
本体内に低振動、低騒音型コンプレッサ内蔵タイプ(FGS-500C)も用意。電源を接続するだけで、すぐに使用できます。
FGS-500Cのコンプレッサ(中央部分) |
選別後の不良品に混入する良品を再選別する時などに便利な不良品精選モード(逆打ちモード)搭載しています。
型式 | FGS-500/FGS-500C |
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処理能力 (kg/h) | 玄米:0―720 白米:0―800 |
主な用途 | 1.うるち白米・玄米中の着色粒選別 |
2.うるち白米・玄米中のしらた選別 | |
3.もち白米・玄米中のうるち選別 | |
4.うるち白米・玄米中の着色/しらた同時選別 | |
5.もち白米・玄米中の着色/うるち選別 | |
その他、上記原料中からの異物選別(原料と色の異なるもの) | |
機体質量 [重量] (kg) | 140(FGS-500C:152) |
所要動力 (kW) | 単相100V 0.6(FGS-500C:0.9) |
必要エア量 (Nl/min) | 48 |
シュート | U溝シュート(125mm幅) |
カメラ | フルカラーCCD × 2個 (前1個、後1個) |
エジェクタ | 26個 選別用 25個 (スイーパ用 1個) |
照明 | CCFL(照明用:4本+バックグラウンド用:2本) |
操作方法 | タッチセンサ式操作パネル |
オプション | コンプレッサ(FGS-500:0.45kW相当) |
標準装備品 | エアフィルターレギュレーター、集塵装置、シュートヒーター、 スイーパー(光学部用)、エアガン、エア配管部品(ホース除く) |
※処理能力は不良品混入率5%以下の場合です
FGS-500 1,764,000円
FGS-500C 1,974,000円
2012年11月1日(出荷開始は12月)
300台(初年度)
以上
「ピカ選mini」のロゴマーク |