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「小ロット醸造精米機」を新発売

2012.05.25

2012年5月25日

新製品

「小ロット醸造精米機」を新発売

--- 広がる少量多品種醸造のニーズに対応 ---

小ロット醸造精米機

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は5月22日、少量多品種醸造に対応した「小ロット醸造精米機」新発売しました。

 消費者のライフスタイルが変化するにつれて、酒類への嗜好は年々多様化しています。日本酒についても、以前は定番といわれる銘柄が大量に造られていましたが、現在では特色のあるさまざまな銘柄の酒が少量ずつ造られるようになりました。

 日本酒の原料となる酒米を加工する醸造精米機は、これまで大量生産に適した大型のものしかなく、従来機(RMDB40A)の場合、精米歩合35%まで精米するためには30俵(1,800kg)の玄米が必要でした。1,800kgに満たない端量は精米できず、少量多品種を精米する場合はロスが多く発生していました。

「小ロット醸造精米機」は10俵(600kg)の玄米があれば精米歩合35%まで精米することができる、少量多品種生産に適した精米機です。小型ながら高性能の金剛ロール(研削ロール)を装備し、精米の進度に合わせコンピュータが、最適なロール回転数・精米圧力となるよう制御しますので、大型機と同様に品質の優れた米に加工することができます。

 メーカー希望小売価格は12,075,000円(税込)。酒造会社や、受託精米を行っている米穀卸業者を対象に、初年度10台の販売を目標としています。

以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

  この製品についての詳細はこちら→ 小ロット醸造精米機

「小ロット醸造精米機」の主な特長

1.小ロット多品種精米に対応

・張込量10俵の小ロット精米が可能です。

2.安定した精米品質と操作性

・高性能の金剛ロール(研削ロール)により、粒揃いの米に仕上げます。

・精米歩合はロードセル方式で正確に計測。精米進度に合わせコンピュータが、最適なロール回転数、精米圧力となるよう制御します。

・操作はタッチパネルでとても簡単。あらかじめ登録した精米パターンを呼び出し、自動運転できます。

3.ランニングコストの低減

・処理量に合った5.5kWモータ※で、効率良く運転できます。(※精米機本体モータ)

主な仕様

型式NDB15A
所要動力 三相200V 6.0kW
能力精米歩合70% 8-12時間
精米歩合60% 18-25時間
精米歩合50% 30-45時間
精米歩合40% 50-65時間
精米歩合35% 60-75時間
回転数 600-1,200rpm
寸法 幅2,343×奥行3,193×高さ6,416(mm)

※張込量600kgの場合。能力は品種および精米条件により異なります

高性能・金剛ロール

各部の名称

精米歩合サンプル

タッチパネル操作画面

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