製品・技術
2011.05.23
2011年5月23日
新製品
「SOLAPIKA(ソラピカ)」広角タイプ |
「SOLAPIKA(ソラピカ)」狭角タイプ |
サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)は、精米工場やカントリエレベーター(CE)などの施設用として、業界最高水準(※1)の明るさを実現した、LED照明「SOLAPIKA(ソラピカ)」を5月23日より新発売します。
昨今、省エネやCO2排出量削減の観点から一般家庭でもLED照明への関心が高まっていますが、工場など施設用の照明も水銀灯からLED照明への転換が進み始めています。LED照明は水銀灯と比べ、電気代やランプ交換費用などのランニングコストが削減できるほか、環境エコへの取組みの1つとして企業の採用が今後増えるものと予想されます。
このような状況を踏まえ、サタケは、LED照明「SOLAPIKA(ソラピカ)」を5月23日より新発売します。照度範囲が広い「広角タイプ」とLED直下の照度を重視した「狭角タイプ」の2タイプを設定。 「SOLAPIKA(ソラピカ)」の主な特長は、①業界最高水準の明るさを誇る15,800ルーメン(※2)の全光束、②高い省エネ性能(水銀灯と比較し約78%の消費電力削減)、③CO2排出量の削減(水銀灯400Wタイプを「SOLAPIKA(ソラピカ)」に交換すると年間約3.6トンの削減)、④AC100V―240Vの電源に対応、⑤高寿命(約60,000時間)など(別紙詳細)。
「SOLAPIKA(ソラピカ)」は、精米工場、CE、ライスセンター(RC)、農業機械等の整備工場などを主たる販売先とし、販売目標は年間500基。オープン価格。
(※1)業界最高水準:2010年12月現在において(当社調べ)
(※2)ルーメン:光源からある方向に放射されたすべての光の明るさを表す単位
以上
LEDトップメーカー「シチズン」の高効率素子を採用。全光束15,800ルーメンと、業界最高水準の明るさを誇るLED照明です。広角・狭角の2つのタイプを用意。
【照度分布イメージ】4mの高さから10m四方を照射した場合
「SOLAPIKA(ソラピカ)」は、メタルハライドランプ360W型と比較し約57%、水銀ランプ700W型と比較し約78%の消費電力削減を実現。
水銀灯400Wタイプを「SOLAPIKA(ソラピカ)」に交換すると、1年間に約3.6トンのCO2が削減できます(重油換算で約2.3キロリットル/年の削減)。
(試算条件)
水銀灯400Wタイプ(430W)12基を「SOLAPIKA(ソラピカ)」に交換。年間300日×10時間/日、点灯した場合。
電源はAC100V―240Vに対応したボルトフリー仕様。使用温度範囲は-20―40℃と幅広い使用環境に対応。照明・電源装置共にIPX5(防水性能に関するJIS保護等級)取得で高い防滴性能を備えています。
照度70%ダウン時を設計寿命とするLEDにおいて、60,000時間の設計寿命という高い耐久性を実現。水銀灯などで定期的に必要なランプ交換にかかるコストを大幅に削減できます。
「SOLAPIKA(ソラピカ)」は、水銀灯の演色評価数Ra40に対し、Ra70と高い演色性能(※3)を誇ります。
(※3)演色性能:物体の色の見え方に及ぼす光源の性質のこと。一般的に自然光(太陽光)を基準として、色の見え方が自然であると演色性が「良い」「優れる」と言い、不自然であると演色性が「悪い」「劣る」と言う。
LEDの光は、一般的に虫が集まりやすいとされる350―370nm(ナノメーター)の紫外線領域波長をほとんど出さないので、灯具清掃にかかる手間を大幅に削減できます。
型 式 | H-FS12-W-C | H-FS12-W-SC | ||
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タイプ | 広角 | 狭角 | ||
質量 | 約18kg | 約15.5kg | ||
本体材質 | 本体:アルミニウム(シルバー焼付塗装) カバー:アクリル(クリア) |
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光束 | 15,800ルーメン(lm) | |||
設計寿命 | 約60,000時間(※4) | |||
定格入力電圧 | AC100―240V(50/60Hz) | |||
定格消費電力 | 164W | |||
電源装置 | 専用電源 H-FS-PWR(本体に付属:質量約3kg) | |||
作動環境 | -20―40℃(湿度:80%RH以下) |
(※4)初期の照度から照度70%となるまでの時間です。設計寿命であり、製品の寿命を保証するものではありません。
オープン価格
以上
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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