製品・技術
2010.08.06
2010年8月6日
稼動状況
「ピカ選」で全量1等米を目指すご主人 |
九州南部の早場米地区では既に新米の収穫が始まっていますが、鹿児島県ではカメムシ被害粒をサタケ(代表:佐竹利子)の「ピカ選」で選別除去し、お米の等級が上がるなど現場で大活躍しています。
今回、ピカ選で新米のカメムシ被害粒を選別除去されたのは宇都宮肥料店(鹿児島県肝属郡肝付町)のご主人Aさんです。
Aさんは肥料店経営のかたわら、新米の収穫時期に乾燥・籾摺り・選別計量などの乾燥調製作業の請負業務をされています。しかしながら、例年カメムシ被害粒や着色粒などで1等米にならないお米もあることから、全量1等米にとの思いを込め、今年5月に「ピカ選(FGS-2000)」を購入(納入)されました。
大活躍する「ピカ選」 |
今年は長雨などの天候不順で収量がやや減少しているものの、7月下旬から順調に新米(コシヒカリ)の収穫が行われました。カメムシの被害は今年も認められ(カメムシ被害粒混入率約0.3%)、被害粒を選別除去しないと全て2等米になるという状況でした。
そこで「ピカ選」で選別したところ、被害粒は選別除去され見事に全量が1等米となりました。選別にあたっては、籾摺機後に粒選別機を設置し、その後「ピカ選」を通す、いわゆる「籾摺機直結型の光選別作業」を実施し、Aさんも「ピカ選」の選別および処理能力の高さに満足されていました。
「ピカ選」は昨年8月の発売開始直後から、籾摺機との直結運転ができる高い処理能力とお求めやすい価格が農家の方に好感され、これまでに約1000台の受注を頂いています。
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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