製品・技術
2010.06.03
2010年6月3日
新製品
金属検出機 |
6月1日、サタケ(代表:佐竹利子)は、穀類の選別設備として高精度な検出能力と高い歩留りが実現できる「金属検出機(SMDS)」を3機種新発売しました。なお、6月8日―11日に東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2010」にて実機展示します。
穀物に混入するさまざまな異物は選別機で除去する必要があります。金属についても製品に混入しないことが必須条件であり、その品質基準も年々厳しくなっています。サタケは、安全で安心な製品をお届けするため、より検出能力の高い「金属検出機(SMDS)」を3機種新発売しました。
「金属検出機(SMDS)」は機内に高周波電流を流して、高周波の磁界を発生させます。磁界発生中に金属異物が通過すると、磁界のバランスが崩れます。この崩れたバランスを電気的にとらえて、金属検出信号を出力する原理となっています。
今回、ノイズや振動の影響を受けにくい新型制御部の採用によって検出能力が高まり、金属最小検出感度が「鉄φ0.4mm、ステンレス(SUS304)φ0.6mm」(※1)まで向上しました。また、検出した異物の除去装置部に引き出しスライド式を採用し、簡単に分解清掃ができるようになりました。
「金属検出機(SMDS)」はSMDS70、SMDS100、SMDS120の3機種あり、標準小売価格は2,362,500円、2,572,500円、2,782,500円(価格はいずれも消費税込)。年間販売目標台数は合計10台(詳細別紙)。
(※1)能力はSMDS70の場合。原料条件及び使用環境などによって異なります。
以上
優れた検出能力を持つ新型の制御部を搭載し、簡単な操作で高精度に異物を除去することができます。
高精度の検出部が瞬時に異物を検出し除去するため、良品の巻き込みが減少します。
除去装置部が引き出しスライド式であるため、簡単に分解清掃でき、衛生管理が容易です。
金属検出装置部と除去装置部が一体のコンパクトボディなので、ラインの途中でも条件を満たせば設置が可能です。
型 式 | SMDS70 | SMDS100 | SMDS120 | |
---|---|---|---|---|
主な用途 | 穀類(米、小麦、大麦、小豆等)、各種樹脂等 | |||
パイプ有効径(mm) | 60 | 90 | 110 | |
最大輸送能力(t/h)(※2) | 5 | 10 | 15 | |
最小検出感度 (φmm)(※3) |
鉄(Fe) | 0.4 | 0.6 | 0.7 |
ステンレス (SUS304) |
0.6 | 0.8 | 1.0 | |
電 源 | 単相100V 0.6A 40W 50/60Hz 共通 | |||
質 量(kg) | 75 | 90 | 90 | |
本体寸法(mm) | 幅 350 長さ 360 高さ 750 |
幅 400 長さ 410 高さ 750 |
幅 400 長さ 410 高さ 750 |
(※2)弊社試験データ(白米投入時の実測値)です。
(※3)弊社試験データであり、原料条件及び使用環境などによって異なります。
SMDS70 ・・・2,362,500円
SMDS100 ・・・2,572,500円
SMDS120 ・・・2,782,500円
(価格はいずれも消費税込)
以上
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。