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受賞関係

平成21年度中国地方発明表彰でサタケ社員受賞

2009.10.30

平成21年10月30日

受賞

平成21年度中国地方発明表彰でサタケ社員受賞

--- 「お米の光学選別機」の発明で中小企業庁長官奨励賞 ---

 10月29日、平成21年度中国地方発明表彰式において、「お米の光学選別機」を発明(特許登録)したサタケ社員に、特別賞である中小企業庁長官奨励賞が授与されました。受賞者は発明当時、技術本部に所属していた伊藤隆文(現 技術本部 総合技術開発室技師)と谷本宏(現 広島県産業科学技術研究 管理担当課長)の2名です。併せて、本発明の実施化に顕著な功績があったと認められる法人の代表者として、佐竹利子代表に実施功績賞が贈られました。

佐竹利子代表と伊藤隆文(中央)、谷本宏(左)

佐竹利子代表と伊藤隆文(中央)、谷本宏(左)

 本発明表彰は、社団法人発明協会が主催するもので、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として、大正10年に創設されました。全国を8地方に分け、各地方において優秀な発明・考案・意匠を完成した者、発明等の実施化に尽力した者、発明等の指導・奨励・育成に貢献した者の功績を称え表彰するものです。

 今回、表彰の対象になった特許は、白米や玄米などに混入した着色粒(不良粒)の光学選別において、①デジタル処理により米粒を一粒単位でイメージ認識し不良粒を判別する、②デジタル処理演算により不良粒の中心位置を検出し、このポイントに対応した噴風口から高圧エアを噴風する、③噴風口の幅を不良粒よりも小さくする、などで従来よりも選別精度を向上させることができる技術です(特許第4235776号「粒状物色彩選別機」)。この技術は、サタケの光選別機「マジックソーター(RMGS)」に採用され、精米工場やライスセンターなどで活躍しています。
                         


以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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