経営関連
2008.10.21
平成20年10月21日
環境
サタケ(代表:佐竹利子)は、近年の環境問題に配慮し業界の先陣を切って推し進めてきた、乾燥機の梱包レス化の取り組みをさらに進め、中・大型乾燥機に続いて小型乾燥機の梱包レス化を平成20年12月の生産分より実施します。
従来、米麦用遠赤外線乾燥機(SDR SEZシリーズ)の梱包材重量は25石タイプで約300kgありましたが、梱包レス化により、約200kg(当社比33%減)まで削減することが可能となります。また、現地における組み立て作業時間が、25石タイプの乾燥機では約150分かかっていたのが、開梱にかかる作業時間を短縮できるため、約100分となり、約50分の短縮(同社比33%減)が可能となります。これにより、現場での組み立て作業効率の大幅アップにもつながります。実施にあたっては、平成19年より何度も現場作業確認やトラックによる運搬確認を行なうなど、実用化試験を繰り返し、すべての条件をクリアしたため、本年12月生産分より実施の運びとなりました。すでに実施しております中・大型乾燥機の梱包レス化に関しましては、現場で梱包開梱時に大量に出る廃材の処理に困っていたディーラー(販売店の営業マン・農協職員)や農家の方々にも好評を博しています。また、地球環境を守る意味において、輸送の際や廃材を処理する際に発生していたCO2の削減にも貢献しております。平成20年12月の生産分からの遠赤外線乾燥機(SDRシリーズ)の梱包レスタイプへの完全移行により、製品の梱包レス化が大幅に実現されます。今後、他の機械においても、順次梱包レス化を進めて行く方針としております。
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
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