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茨城の農業生産法人 RC・精米工場の複合施設建設

2006.06.28

平成18年6月28日

施設紹介

茨城の農業生産法人 RC・精米工場の複合施設建設

--- 独自の経営理念で売上を伸ばす「有限会社 シャリー」---

 農業生産法人「有限会社 シャリー」(茨城県猿島郡五霞町江川516番地、代表取締役:鈴木一男氏)は、本年6月、低温倉庫、ライスセンター(RC)と精米工場を建設した。この施設の完成により同社の乾燥調製可能な米の処理量は増加し、さらなる地域農業への貢献を期待されている。

施設全景(左からRC・精米工場・低温倉庫)

経営理念について語る鈴木一男氏

精米工場内部

品質の要、マジックソーター

ライスセンター内部

 農業生産法人「有限会社 シャリー」(茨城県猿島郡五霞町江川516番地、代表取締役:鈴木一男氏)は、本年6月、低温倉庫、ライスセンター(RC)と精米工場を建設した。この施設の完成により同社の乾燥調製可能な米の処理量は増加し、さらなる地域農業への貢献を期待されている。

 茨城県は首都圏の一角に位置しながら、霞ヶ浦や筑波山など水と緑の豊かな自然や広大な平地を有し、気候が温和で災害が少なく、多くの動植物の南限や北限にもなっている。このような恵まれた条件の下で、農林水産物の一大生産拠点として、首都圏の食料供給に重要な役割を担っている。五霞町(ごかまち)は、茨城県の西南端に位置する町で、茨城県の市町村の中で唯一利根川の右岸(南側)にあり、江戸川の起点として知られる町である。町の中央を新4号国道が横断し、首都圏からの交通の便も良い。新4号国道沿いに昨年オープンした道の駅では、米をはじめ多くの地元の農産物を販売している。
 同社は、平成5年6月に「有限会社 シャリー」として設立し、その後平成17年1月に農業生産法人の認定を受け法人化した。現在正社員は5名(営業1名)、シルバー人材センターから派遣された男性2名と、10月から5月の間はパートを5名雇用し運営している。水稲は、自作地と作業受託とを合わせて63ha作付けしている。作業の省力化を図るため大型機械設備(トラクター9台、10条植えの田植え機など)の充実や、平置育苗、除草剤の田植え同時処理などを実施している。また、米ぬかや自家製の籾殻堆肥を施用するなど、こだわりをもった栽培を行なっている。さらに、栽培している水稲品種もこしひかり、あきたこまち、ひとめぼれ、ゆめひたち、など多様で収穫作業の分散が図られている。水稲の他には、白菜を4ha、キャベツを4ha、イチを40a作付けしている。
 経営について代表取締役の鈴木一男氏は、「農産物の生産を手掛ける一方、米の集荷・販売にも力を入れている。実際に生産基盤を持つことで、自信をもって商品を販売することができる。また、販売に露地野菜などを組み合わせるなど、独自の戦略により、大手業者との差別化を図っている」と語る。鈴木氏は白米の販売を始めた時点で、「お米をお客様に安心して食べてもらうには、異物などを確実に取り除くことが必要だ」と考えて、いち早く色彩選別機を導入した。当時、小規模の精米設備で色彩選別機を使用しているところは、ほとんどなかった。「同業者からは、そんな高価な機械は必要ないと言われたが、お米の安全性は重要だと思ったから導入した。今では普通のことだが、人より少し考え方が進んでいたということかな」と独自の経営方針を語る。精米設備を導入して白米の販売を始めた当初、販売先拡大のため自ら飛び込みで給食センターを訪問して売り込んだ。営業経験は無かったがお米の品質には自信があった。販売先では「炊き上がったご飯の表面がつやつやしていて、味もいい」と評判が良く、次々に販路は拡大していった。現在では給食センター、病院、学校、一般企業の食堂、レストランなどに納入している。また、最近ではインターネットでの販売にも乗り出し売り上げが増えてきている。
 今回建設した設備は、低温倉庫、ライスセンター、精米工場の複合施設で敷地面積は350坪ある。ライスセンターは乾燥機8台(乾燥総石数:488石)、籾摺機(GPS8000)1台、粒選別機(VG60A)1台、フレコン計量ユニット(SFK-1000S)1台を備えている。精米工場は、精米機(SAFF2A:2トン/時)1台、色彩選別機(RMGS281AMS他)2台、乾式無洗米装置(300kg/時)1台、パッカー2台を備えている。このライスセンターの処理能力は120haで、今後取引が増えても十分対応できる。また今回、登録検査機関の検査場の指定を受けた。「今後は、自社で検査員を育成していきたい。検査場の指定を受けたから、ここから出荷する米は全部一等になるように品質には十分気をつけないといけない」と責任が増したことを感じている。
 今後の展望としては、「おかげさまで会社を設立してから売上は毎年増えている。白米の販売は順調なので、今後は量販店との商談、玄米の出荷を増やしていきたい。それから、道の駅近くにイチゴの観光農園をオープンさせる予定だ。白菜、キャベツも築地市場に出荷する量を増やして、五霞町を野菜の一大生産地にしていきたい」と笑顔で語った。

[会社概要]
■社名:有限会社 シャリー、■本社所在地:茨城県猿島郡五霞町江川516番地
■TEL.0280-84-0396 FAX.0280-84-0432、■設立年月日:平成5年5月29日
■代表者:鈴木 一男、■ホームページ http://www.shally.co.jp
以上

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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