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サタケがISO/IEC17025試験所認定取得

2006.06.21

平成18年6月21日

認定取得

サタケがISO/IEC17025試験所認定取得

--- カドミウム定量分析の項目で日本適合性認定協会より ---

認定登録証

認定登録証

 

 このたびサタケは、財団法人日本適合性認定協会(JAB)※1より、米に含まれるカドミウムの定量分析について、ISO/IEC17025※2に基づく試験所認定を取得しました

 試験所認定とは、試験所の能力に関する国際標準規格であるISO/IEC17025に基づき、分析試験を実施する事業者が、高精度で公正かつ信頼性の高い分析を実施する能力があるかを、権威ある機関が審査し認定するものです。認定は特定の分析に対して行われ、認定を取得することで、その分析に関して高度な技術的能力があることが国際的に認められ、証明されます。
サタケは「食の安全・安心・美味・健康」をコンセプトとして、米の残留農薬一斉分析、品種鑑定等の種々の受託分析を行っています。
今回の認定取得により、さらに信頼性の高い分析データの提供を行い、お客様の安全・安心に貢献したいと考えています。今後、認定取得した分析(カドミウム)については、認定機関(JAB)のロゴマーク付の報告書を発行し、結果の品質保証を行います。
また、この認定取得の記念として、7月?9月末までカドミウム分析料金を5,000円/1検体(通常料金7,500円)、残留農薬+カドミウム分析のセット料金を50,000円(通常料金57,500円)のキャンペーンを実施しています。詳しくはサタケ穀物分析センター(Tel:082-420-8714  Fax:082-420-8577)へお問合せください。

【認定に関する詳細】
試験所名称:株式会社サタケ 穀物分析センター 穀物分析課
(広島県東広島市西条西本町2-30)
認定番号:RTL 01970
有効期間:2006年5月31日?2010年5月30日
認定分野:化学試験-食品-規格試験
試験方法:食品衛生法「食品、添加物等の規格基準(厚生省告示370号)」
フレームレス原子吸光分析法(厚生省告示370号準用)
食品衛生検査指針 理化学編(2005年)
試験項目:米(玄米、精米、加工米及び加工米飯)のカドミウムの定量分析

【用語説明】
※1 財団法人日本適合性認定協会(JAB)
適合性評価制度全般に関わるわが国唯一の認定機関としての役割を担う純民間の非営利機関。平成5年11月、品質マネジメントシステム審査登録制度における認定機関「財団法人日本品質システム審査登録認定協会」として、日本工業標準調査会の答申に基づき、社団法人経済団体連合会の主導の下、35の産業団体の支援を受けて発足した。その後、世界的な環境マネジメントシステム審査登録制度創設の動きや、国内での試験所認定制度創設の必要性を背景として、平成8年6月に寄附行為の変更を行い、事業範囲を拡大するとともに協会の名称も現在の名称に変更した。
本協会は、日本工業規格(JIS)または国際規格への適合性評価に関わる事業を行うことにより、わが国における適合性評価制度および諸外国との相互承認体制の発展・確立を図り、それによってわが国の産業経済の健全な発展に寄与することを目的としている(JABホームページより抜粋)。
※2 ISO/IEC17025
分析、検査や校正について、それを実施する事業所の能力に関する要求事項を定めた国際規格。要求される能力には、分析受託から報告までの管理、異常発生時の対応、独立性・公平性に至るまでの管理上の事項(いわゆるISO9001に相当)と、分析試験員の技能、徹底した分析精度の管理、実施する分析方法の妥当性、トレーサビリティの確保などの技術的事項がある。認定は、分析対象品目と分析方法の組み合わせを特定して行われ、認定取得にあたっては、権威ある認定機関による厳密な審査が行われる。つまり、試験所認定を取得することで、特定の分析を実施する事業所の高い管理力・技術力が証明されることになる。

(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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