受賞関係
2004.11.22
平成16年11月22日
受賞
11月18日、無洗米製造方法を発明したサタケの4名が、平成16年度中国地方発明表彰式において、発明協会広島県支部長賞を授与されました。
受賞者は発明当時、技術本部開発グループに所属していた技術者で、松本伸宏(現 執行役員 カスタマーサポート事業部長)、宗貞健(現 広報室長)、河野征弘(現 技術本部第2開発グループリーダー)、加藤昭彦(現 カスタマーサポート事業部コールセンター長)の4名です。
▲ 賞状 |
▲ 盾 |
▲ NTWP50B |
「この表彰は、社団法人発明協会が主催するもので、地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として、大正10年に創設されました。全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国及び九州の8地方に分け、各地方において優秀な発明・考案・意匠を完成した者、発明等の実施化に尽力した者、発明等の指導・奨励・育成に貢献した者の功績を称え表彰するものです。
今回、表彰の対象になった無洗米製造方法の特許(正式には、特許第3206752号「無洗穀類の製造方法及びその装置」:2001年7月登録)は、精白穀類に水分を添加してその表面を軟化させた後に、1.0mm-1.7mmの粒度に調製して60℃以上に加熱した粒状物と混合・攪拌し、精白穀類の表面に残存する糠を粒状物に吸着させて無洗米を製造する技術です。この技術(発明)は、無洗米製造装置「ネオ・テイスティ・ホワイトプロセス(NTWP)」として商品化され、タピオカ澱粉(粒状物)を利用した全く新しい無洗米製造方法として、2000年6月に発表して以来、国内に91ヶ所、米国、中国など海外6ヶ所に設置されています(本年10月末現在)。
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。