その他
2003.11.27
平成15年11月27日
11月26日、サタケは農林水産省と社団法人農林水産技術情報協会主催の「平成15年度 民間部門農林水産研究開発功績者表彰式」において農林水産大臣賞を受賞しました。
受賞の対象となった功績名は「穀粒の高性能色彩選別機の開発」で、受賞者はサタケの福森武(取締役副社長 技術本部副本部長)、金本繁晴(常務執行役員 技師長)、伊藤隆文(技術本部開発グループ副グループ長)、池田憲政(技術本部技術企画室海外R&D推進課長)の4名。本色彩選別機は、近赤外線(NIR)とCCDカメラによる画像処理を融合したマルチセンサーにより、高速で流下する穀粒を一粒ずつ全粒識別して不良粒や異物をノズルから噴射される空気によって吹き飛ばして除去するものです。
市場でこの色彩選別機は、商品名「マジックソーター」として販売され、玄米や白米の選別に大きな威力を発揮しています。また、この選別技術を応用し、自動車メーカーのマツダと共同研究で自動車用塗装バンパーのリサイクル技術を可能にしました。
今回の受賞にあたり、佐竹利子代表は次のようにコメントしています。
「このたび農林水産大臣賞を頂戴しましたことは、大変名誉なことであり、厚くお礼申し上げます。私どもの開発にかける『技術』と『思い』が認められたものと考えております。開発にあたり、他にない技術と圧倒的な性能を目指し、本物の色彩選別機を作り上げようと研究に打ち込みました。また、その努力がお客様のためになるものと信じてきました。前代表の故佐竹覚も、この色彩選別機の開発に情熱をかけていましたので、今回の受賞は本当に嬉しく思います。これからもお客様に喜んでいただける商品の開発を積極的に進めてまいります」。
※添付写真は、表彰を受ける福森武取締役副社長と色彩選別機マジックソーター
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。