製品・技術
2003.09.30
平成15年9月30日
サタケは、小ロット生産とコンタミ問題に対応した精米機"ミルマスター"及び高速処理性能と小ロット生産に対応したパッカー"パッキングマスター"を発表します。
型名 | 発売日※1 | 標準小売価格※2 | |
---|---|---|---|
ミルマスター
(研削+摩擦+摩擦) |
SAFF3A(3t/h)
|
12月15日
|
12,000,000円
|
SAFF2A(2t/h)
|
8,800,000円
|
||
ミルマスター
(研削+摩擦) |
SAF2A(2t/h)
|
7,500,000円
|
|
SAF1A(1t/h)
|
未定
|
未定
|
|
パッキングマスター
|
SFPM10A
|
12月15日
|
26,000,000円
|
※1 10月1日から予約開始、※2 標準小売価格は本体のみの価格
"ミルマスター"は、多様化するユーザーニーズにお応えするため、「高品質」「残留レス」「コンパクト」をキーワードに開発した、小ロット・コンタミ問題対応の精米機です。機種構成は、毎時能力1t、2t、3tの3機種4タイプで、そのうち2t、3tタイプを12月15日に発売します(10月1日から予約開始)。
"パッキングマスター"は、「高能率」「最少端量」「低価格」をキーワードに開発した小ロット・多品種対応の高速ロータリーパッカーです。
●ミルマスターの主な特長
1.高品質
(1)精米開始より終了まで常に安定した品質
・精米開始および終了時の循環精米、自動分銅による精米コントロールにより実現しました。
(2)炊飯の目的に応じた精米
・研削+摩擦+摩擦のコンビネーションで目的に対応しました。
(3)さまざまな品種に対する適応
(4)米温上昇の抑制
(5)糠切れのよい精米
・摩擦部に噴風吸引方式を採用しました。
2.残留レス(コンタミネーション対策)
(1)搗精終了時の残留米自動排出
3.コンパクト
(1)サニタリー性重視
・搗精室をオープンタイプとし、衛生面とメンテナンス性に配慮しました。
(2)機械をコンパクト化
・空間を十分利用した機械配置と簡略化によりコンパクト化を実現しました。
●パッキングマスターの主な特長
1.高能率
包装作業以外に関わる作業をできる限り省力化し、パッカーラインとしての能率をアップしました。そのため、①シャフトレスボビンの採用、②印字位置の自動調整などがあります。
2.最少端量
包装終了時に発生する端量(余った製品:米)を業界初の計量方式で無駄なく包装しました。残留排出装置により、一気に機外に出すことも可能です。
3.低価格
機能と価格の最適化を目指すため、製造コストを見直し、低価格を実現しました。
4.その他の機能を充実
動フィルム蛇行防止装置や製品排出方向切替装置等があります。
5.豊富なオプション
トレーサビリティー対応のバーコードリーダー装置及び真空包装装置や迷路シール装置などがあります。
●ミルマスターの主な仕様
型 式 | SAFF3A | SAFF2A | SAF2A | |
---|---|---|---|---|
能力
|
3t/h
|
2t/h
|
||
精米タイプ
|
研削+摩擦+摩擦
|
研削+摩擦+摩擦
|
研削+摩擦
|
|
精米本体動力(kW)
|
52-56
|
29.5-35.5
|
30
|
|
電源電圧(周波数)
|
三相200V(50/60Hz)
|
|||
対象原料
|
日本国内産 短粒種玄米(中長粒種、特定米、酒米は含まず)
|
|||
外観寸法(mm)
|
幅
|
1,050
|
1,900
|
700
|
奥行
|
1,750
|
1,750
|
1,750
|
|
高さ
|
2,200
|
2,200
|
1,900
|
|
排出口高さ
|
600
|
600
|
800
|
|
質量(kg)
|
1,300
|
1,200
|
900
|
|
最小張込重量(kg)
|
90
|
60
|
60
|
|
ロット切替時間(分)
|
5
|
5
|
5
|
※仕様は変更することがあります。
●パッキングマスターの主な仕様
型 式 | SFPM10A |
---|---|
能 力
|
25袋/分・5kg包装時
|
包装範囲
|
1-10kg
|
包装材料
|
ポリエチレン、ラミネート、和紙他
|
計量器
|
4基(ロードセル式)
|
計量精度
|
1.5g
|
シール方式
|
インパルスシール方式
|
機械寸法
|
幅2310×奥行2370×高2700
|
所要動力
|
3相 200V 5kw
|
質量
|
3700kg
|
エア消費量
|
300Nl/分
|
※仕様は変更することがあります
ミルマスターSAFF2A (研削+摩擦+摩擦) |
パッキングマスターSFPM10A |
(本件へのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報室)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。