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ISO認定・残留農薬分析サービスをリニューアル

2019.09.30

No.19-030 / 2019年9月30日

ISO認定・残留農薬分析サービスをリニューアル

― 従来に比べ分析料金を1/3以下に低減 ―

 サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表:佐竹利子)はISO/IEC17025試験所認定※1を受けた残留農薬一斉分析サービスをリニューアルし、10月1日より新たにサービスを開始します。

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 サタケは2006年、ポジティブリスト制度※2の施行に合わせ、米や野菜などを対象とした残留農薬一斉分析サービスを開始、2013年8月からはISO/IEC17025試験所認定を受けた「147成分一斉分析コース」を開始しました。

 本年3月には分析手法の見直しを図り、ムダを省くなど必要十分な分析への適正化と、より高性能な分析装置(ガスクロマトグラフタンデム質量分析計)の導入による作業効率化を実現しました。それに伴いISO認定の残留農薬分析サービスを一時停止していましたが、このたび新たな分析手法について改めてISOの認定を受け、150成分を対象としたISO認定の残留農薬分析サービスとして再スタートしました。

 新たなISO認定・残留農薬分析サービスの分析料金は40,000円(税抜)で、従来の150,000円(税抜)に比べ1/3以下と大幅に低減しました。ISO認定の分析を受けることで貿易流通時の再検査が不要になるなどのメリットがあるため、米を輸出する生産者や事業者を中心に、さらなるサービス受託の増加を見込んでいます。

※1...分析、検査や校正を行う機関の能力に関する国際規格・ISO/IEC17025に基づき、特定の分析を実施する事業者の能力を、権威ある機関が認定する制度。
※2...国内に流通する食品について、残留基準が設定されていない農薬等であっても、一定量以上含まれている場合には流通を原則として禁止する制度。規制するものについてリスト化する「ネガティブリスト」に対し、「ポジティブリスト」は原則すべてを規制したうえで、使用を認めるもののみ基準を定めてリスト化する。


以上

別紙

ISO認定・残留農薬一斉分析の詳細

1.試験所名称
  株式会社サタケ 穀物分析センター

2.認定番号
  RTL01970

3.認定日
  2019年8月27日

4.認定分野
  化学試験

5.認定の内容
  試験方法...GC-MS/MS(ガスクロマトグラフタンデム質量分析計)を用いた残留農薬一斉分析法
  試験品目...米(玄米および精米)
  認定分析...237成分一斉分析(内150成分がISO認定対象)

6.分析料金
  1検体あたり40,000円(消費税抜き価格)

7.納期
  検体受領日の翌日から7営業日

以上



(本リリースへのお問い合わせ: TEL 082-420-8501 広報部)
※ニュースリリースの内容は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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