受賞関係
2023.06.15
No.23-011 / 2023年6月15日
「ベルトゥーザ・スペクトラ」がFOOMAアワード最優秀賞
― ナッツ類の品質・生産性向上に貢献 ―
サタケ(本社:広島県東広島市西条西本町2-30、代表取締役社長:松本和久)の光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」が6月6日、(一社)日本食品機械工業会が主催する展示会FOOMA JAPAN2023においてFOOMAアワード最優秀賞を受賞しました。
FOOMAアワードは、食品機械の技術研究開発の促進およびそれら技術の普及を図るために、優秀な機械を広く業界に周知させる目的で2022年に創設された賞です。2回目である今年は41件の応募があり、サタケのエックス線搭載光選別機「ベルトゥーザ・スペクトラ」が、アーモンドなどナッツ業界への貢献が認められ最優秀賞を受賞しました。
「ベルトゥーザ・スペクトラ」は、原料から異物や着色などの不良品を選別・除去する機械です。2021年1月20日に発売。近赤外線からエックス線領域までの広域波長帯の情報を用いて、従来では難しかった不良品を選別します。「MIX感度」と呼ぶ独自の画像処理技術で色の近い不良品を、また人工知能(AI)とエックス線を駆使し虫食いなどの不良品を的確に選別します。主に、需要の高いアーモンドなどのナッツ業界に導入が進んでいます。
授賞式にはサタケの友保義正常務取締役が出席し、日本食品機械工業会の大川原行雄会長より盾とトロフィーを受け取りました。同取締役は、「栄誉ある賞をいただき、大変嬉しく思います。発売以来、アメリカやオーストラリアなどに加え日本国内でも販売が好調です。広範な使い方ができるのが大きな特長であり、引き続きナッツ業界への普及拡大を目指すと共に、国内外の他の業界へも積極的に販促活動を行い、製品の品質や生産性の向上に寄与していきたいと考えています」とコメントしています。
以上
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