2018.04.03
4月といえば新入学・入社シーズンです。サクラ咲く4月、サタケには今年31名の新入社員が加わりましたが、さらに20名の新入生も迎えます。実はサタケには4年前に開校した「サタケカレッジ」という社内大学があるんです。対象は入社2年目以降の社員。基礎コースと中級コースに分かれ、穀物加工の知識や技術について学ぶ合宿形式の講座のほか、プラント施設の運営、企業法務や財務、人間学などの講座を受講します。
開校の目的は、120年を超えるサタケの歴史、穀物加工技術をより多くの社員に伝えること。定年退職し、嘱託社員として勤務する大ベテランたちが中心となり、その知識や経験を活かして未来のサタケを担う社員の育成に励んでいます。事務長を務める経営企画室の相田健一朗社員は「穀物加工機械メーカーの社員として、扱う穀物そのものや、加工工程の全体を学んで、より高い視点を持った社員に育ってほしい」と話します。
有志を対象にした本校ですが、卒業生はすでに70名を超えています。卒業生の一人である精米2課の田仲亜衣社員は「穀物加工技術をはじめ、幅広い知識を学ぶことができた。学んだことを生かし、サタケと農業技術のさらなる発展のために、広い視野を持ち、新しい提案ができる社員を目指していきたい」と今後の意気込みを語りました。
「出る杭は打たれる」ということわざがありますが、サタケには「出る杭は引き抜いて鍛え上げ、太い柱に育てる」社風があります。やる気のある社員が大いに学び、サタケを支える太い"柱"に成長できるよう、サタケカレッジでは、今後もさらなる内容の充実を目指します。