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「お熱いのがお好き」で!

2018.03.15

当社の広島本社ビル(クリスタルビル)のエントランスを奥に進むと、正面にガラス製のオブジェがあります。1994年に完成したクリスタルビルには、お客様に感動と心地よい交流空間をご提供し、併せて当社の理念を伝えたいという佐竹利子(代表)の思いが込められています。

ガラス製のオブジェもその1つです。オブジェの前に立たれた方の多くは、その美しさに感嘆されながらも「これは何ですか?」とお聞きになります。「何に見えますか?」と逆質問すると、じっくりとオブジェを見つめて考え込まれる方もおられます。

これは「米と精米機」を表しています。大きなガラス板はお米の形をしており、胚芽の部分が凹んでいるのが分かります。お米の真ん中にあるのが精米機です。精米機をご存じない方には分かりにくいかもしれませんが...。

「米と精米機」。これこそが当社創業の原点であり、アイデンティティーです。また、お米が10枚並んで配置されているのは、過去から未来への連続性を表現しています。これからも原点を忘れることなく未来へつないでいくという意志の表れです。

このオブジェは、広島県出身のガラス工芸家 宮田洋子氏に依頼し製作していただきました。ガラスなので繊細で砕けそうなイメージを持たれるかもしれませんが、2001年の芸予地震の時もしっかりと耐えました。

当社の社員もオブジェのように、クリアで視界良く、強固な意志で社会に貢献し続けたいものです。ただし、気持ちはガラスの冷たさではなく、モンロー映画よろしく「お熱いのがお好き」で!

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