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ニュースリリース・お知らせ

サタケはSDGsを頑張る?

2024.05.07

 昨今、横文字(カタカナ・英語)を耳にしたり見たりすることが多い気がします。エビデンス・インフルエンサー・ダイバーシティー・アジェンダ・デマンド・インセンティブ・フェーズ・サステナブル・ポートフォリオなどなど。日本語でいいじゃないかと思う反面、横文字を使うと何となく分かったような気分になります。しかも話し手と聞き手の双方が(笑)。
 外来語で日本語に該当する言葉がない場合は仕方ないと思いますが、日本語の言葉があるのに無理に横文字を使うのは如何なものかと・・・。例えばこんなのはどうでしょうか。「今、精米業界もトランスフォーメーションが必要とされています。今世紀初頭に起こったパラダイムシフトにより様々なキャズムが取り払われ、各社のコアコンピタンスがコモディティ化されつつあります。サタケは長年培ってきたテクノロジーデベロップメントのファクトベースにおけるエビデンスを活用して、クライアントのボトルネックリムーブをエクスキュージョンし、ベネフィットをオファーすることをフルコミットします」。これは、もはや意味不明(笑)。

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NTWP

 恥ずかしながら当社の製品名にも分かりにくいのがあります。「ネオ・テイスティー・ホワイト・プロセス(NTWP)」「ベルトゥーザ・ゼノ」「マルチパス・リンスフリー・プロセス(MPRP)」など、多くの方が長ったらしく分かりにくいと感じるのではないでしょうか。
 一方、何でも日本語にするのも問題が生じる場合があります。前述の「ネオ・テイスティー・ホワイト・プロセス」は「新型美味白化工程」、また「マルチパス・リンスフリー・プロセス」は「複数通過すすぎ無用工程」となり、これまた滑稽。やはり適度に日本語、横文字を使うのが宜しいかと。余談ではありますが、総合的に食味を鑑定する「食味鑑定団」という製品があります。これは「名は体を表す」と思いますが、ネーミング候補として「官能姉妹」というのがありました。食味の官能試験と官能的タレント「〇〇姉妹」をもじったのですが、ものの見事に落選しました。
 流行りと言えば「SDGs」ですね。猫も杓子も使いたがる。もちろんその趣旨・思いは大切ですが、とりあえず使っとけば・・・的なことでは、単なる流行語になってしまいます。当社もそうならぬよう、全社的な取り組みと各自の意識向上が必要です。

 したがって、SDGsはサステナブル・デベロップメント・ゴールズではありますが、当社にとっては「サタケ(S) どんどん(D) 頑張る(G) っす(s)」でもあります(笑)

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