それぞれのワークスタイル

技術と知識で
中国での共同研究へ貢献

SATAKE MANUFACTURING (SUZHOU) CO., LTD.

2019年入社 (2023年〜中国現地法人へ出向)

K.O.

Overseas Assignment

K.O.

profile

2019年入社。入社後から製粉チームに配属され、製粉機などの開発に従事。現在は中国駐在となり、現地企業との米粉用製粉機の共同研究を担当している。学生時代は形状記憶合金による粉末積層造形を研究していた。趣味はゲーム。

働いている様子

サタケで働きたいと思うようになったきっかけや理由

食を支えるエンジニアリングの魅力

大学時代に機械工学の勉強をしていたことと、入社時に配属される職種を最初から決めて応募できることがサタケを志望した理由です。特に自分が希望する職種を入社前に選ぶことができるのは、大学時代に専攻していた内容を仕事にすることができるのはとても良かったと思います。会社説明会で世界三大穀物である「米、麦、とうもろこし」を中心にトータルエンジニアリングができる、という企業の強みについて説明され、食を扱う企業であることからも将来性・安定性があることも理解できました。この会社なら自分のスキルを向上させることができると考えました。

入社後、海外駐在するまでの仕事

機械の設計開発と運転指導で、お客様のビジネスへ貢献

技術本部の製粉チームに配属され、機械の設計・改良や試験、製品の運転指導をしてきました。
設計開発では、設計した機械を試験室で試運転し、評価・改良を行うことで最終製品に仕上げていきます。開発中、試作品を取引先の工場に設置していただき、現地試験を行うこともあります。実際に機械を扱う担当者の方々から意見を頂くことができ、より良い製品作りに活かすことができました。
運転指導では、所属チームが取り扱う製品をお客さまへ販売したときに、試運転を兼ねた運転指導を行います。実際にお客さまの工場へ出向いて担当者の方が機会を問題なく操作できるように説明をします。
販売した製品の不具合が発生したときには、現地に赴き不具合箇所を調査し対応を行うこともあります。可能であれば現場で解決し、お客さまの工場が止まる時間を少しでも短くできるように取り組みます。また、問題が再発しないように製品に改良も行います。

働いている様子

海外駐在の経緯

キャリアアップで海外駐在という選択

本部長から直々に、中国のグループ会社への駐在を提案されました。主に若手従業員の海外経験が少ないことから、さまざまな経験を積ませるための一環として行うこと、今後も若手従業員を今まで以上にサタケ海外グループに駐在させる予定であることを説明されました。海外に駐在することは想像していなかったですが、自身のキャリアアップにつながると考え駐在に行くことにしました。

海外駐在先での仕事

緊張感とやりがいのある共同研究での開発

中国の研究機関・企業との共同研究で、新たな米粉の製粉方法を開発しています。共同研究ということもありSSZと提携先とで業務を分けています。SSZはこれまで米粉や小麦粉の工場を作ってきた実績もあることから製品の開発を担当し、提携先では分析機器が豊富にあり、方法も多くのノウハウがあることから米粉やそれを使った加工品の評価を行ってもらっています。そのため自分が行っている業務自体は日本にいた時と同じく設計開発がメインであり、試作機の作製・改造・試験を行っています。ただ今回の開発は、全く新しい分野の開拓を目標とした共同研究とであり、提携先の担当者とも細かく連絡を取り合って仕事を進めているので、日本にいた時とはまた違った緊張感のある仕事ができていると思います。
※ 中国・現地法人(SATAKE MANUFACTURING (SUZHOU) CO., LTD.)の略称。

働いている様子

海外駐在の私生活で楽しんでいることや苦労していること

食生活の工夫

言葉の壁があるので、たまに外食するときは日本人街にあるレストランに行ったり、通販で美味しいものを買って家で食べたりしています。物価は少し高いので基本的には自炊を心がけています。あまり苦労している記憶はないですが、日本製の目薬など輸入しようとしたときは手続きがとても大変で駐在ならではなのかな、と実感しました(笑)

サタケの良い部分

研修制度が非常に充実した環境

研修制度がとても充実していると思います。取りたい資格や、勉強したいことが会社が提示するカリキュラムにあれば助成金100%、自己負担なしで受けられるのでとてもおススメです。カリキュラムも通信教育や、英会話、外部機関の研修に加え、サタケカレッジという社内教育機関もあり、コースも多く用意されていて何を受けるか悩むくらいです。また、配属されたあとはOJT制度のおかげで、待ちぼうけということにもなりません。トレーナーの先輩と一緒に業務を行うので、配属先の業務内容も勉強しつつ、業務に必要な知識を習得できるので、不安になることも無かったです。

働いている様子

仕事をしていて大変なことや乗り越え方

言語の壁を超えた技術開発の工夫

技術開発についてはやることは変わらないのでそこまでですが、今は言葉の壁に苦労しています。日本語を話すことができる人もいるので、困ったときには通訳を依頼するときもありますが、都合がつかないときは翻訳アプリを使用して会話しています。残念ながら中国語を全く理解できてないので、試験を行う時には、現地の試験担当者に向けてあらかじめ資料を作成・配布し、ある程度共通理解ができてから実施するようにしています。

日頃心がけていることや、これから挑戦したいこと

不具合をより深く理解するための工夫

SSZの試験担当者と一緒に業務を行うときには、あらかじめ資料を作成して目的や前回の試験と異なる点などを説明したうえで、実施するようにしています。言葉によるコミュニケーションで即座に共有や修正ができない分、事前にできることをやっておこうと取り組んでいます。また、上司からのアドバイスで今も大切にしていることですが、開発の試験を行った際に発生した不具合に対しては、解決策を3つ考えるようにしている。そうすることで不具合の原因をより深く理解できますし、他の製品の開発などを行う際にも活きてくると感じています。あとやっぱり簡単な中国語でもいいので現地の方と意思疎通出来るように頑張っていきたいですね。

1日の流れ

  • 8:30

    業務の進捗確認

  • 9:00

    機械の試験の実施及び評価

    試験に関しては、SSZの方と一緒に協力して行っています。

  • 12:20

    昼食

  • 13:00

    機械の設計業務

    機械設計の進捗は日本にも連絡し、共有しています。

  • 17:25

    退社

働いている様子

応募を考えている人へメッセージ

ワークライフバランスの恵まれた環境で、安心してキャリアアップできるはず

サタケでは応募段階で職種を決めることができることがとても良いと思います。入社時に感じるギャップも最小限にすることができると思います。また、ワークライフバランスは非常に恵まれている企業であると思いますので、1年目の新社会人の時は特に安心して生活できると思います。胸を張っておススメできる会社です!

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