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社長メッセージ
Message
世界の「食」を支える
エッセンシャルカンパニーとして
当社は1896年(明治29年)に日本で初めての動力式精米機を発明したことから始まり、120年以上の歴史を重ねてきました。日本やアジアで広く主食として親しまれている「米」を中心に「小麦」「とうもろこし」を加えた世界の三大主食、および豆や種子など穀類全般を対象としたサタケの加工技術は、今では150か国以上に導入され、世界の食文化向上に寄与する穀物加工総合プラントメーカーへと成長を遂げています。
コロナ禍においては、多くの企業が事業活動の停止を強いられる中、必要不可欠な企業、いわゆる「エッセンシャルカンパニー」として操業を続け、各国の食のライフラインの一端を担い、改めて当社の社会的使命と存在意義を実感する機会となりました。
私たちは「会社を取り巻く全ての人々を幸せにする」という理念のもと、従業員とその家族、協力・支援企業、お客様など当社と関係する全ての方に幸せになってもらいたいと考えています。その一環として、多様な働き方を実現する制度や福利厚生の拡充を進めています。また、従業員一人ひとりがより輝けるように多彩な人財育成プログラムを導入・実践しています。
「単に良い製品を作って売ればいい」という時代は終わりました。私たちはより多くの人々に笑顔のある食卓を届けられるように、長年培った技術やノウハウを継承しながらも、変革・発展させていかなければなりません。それは製品の性能・品質向上だけではなく、お客様の課題解決につながる付加価値の追求や提案、そして地球環境に配慮した省エネでサステナブルな製品やサービスを開発・普及することだと考えています。また、AIやIoT、ロボティクス、ナノテクノロジーなど先端テクノロジーも常に研究し、一歩先の未来を見据えた開発も進めています。
昨今、世界情勢は目まぐるしく変化していますが、人間にとって「食べること」は命の根源であり不変です。その「食」を支える私たちの仕事は誇らしくもあり、とても尊いものです。そんなサタケの思いに共感し、ともに新たな時代を切り拓く仲間を私たちは歓迎します。
代表取締役社長松本 和久