SATAKE[株式会社サタケ]
簡単設置
すばやく検査。
バラスト水検査ソリューション

バラストキャッチ・バラストアイ

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これまでの
バラスト水検査の課題ISSUE

バラスト水の
サンプリングは大掛かり

これまでバラスト水採水には、大変な労力がかかっていました。1,000Lものバラスト水を汲み上げ、大型のプランクトンネットを使って濃縮作業を行う必要がありました。

検査装置の使い方が難しい

採水したバラスト水を検査するにも、専門的な知識と繊細な作業が必要でした。そのため、限られた人しか作業ができませんでした。

その結果

  • サンプリングの都度、2〜3人の人員が必要となる。
  • 採水・検査作業に時間も人手もかかる。
  • 検査費用が膨大となる。
  • 知識や経験が必要で、専門性が高い業務となる。

用途・検査フローFLOW

狭小な船内において少数の検査員で検査業務を完結できます。

バラスト水生物検査キット プロモーションビデオ

特長FEATURES

バラストキャッチ、バラストアイともに狭小な船内でも取り回しやすいよう、バックパックに収納して持ち運べます。装置のコンパクト化により、検査業務を船内で完結することができます。

バラストキャッチ 製品写真

BALLAST CATCH
バラスト水生物濃縮装置
バラストキャッチ VOS01SP
製品カタログ

バラストキャッチ操作説明ビデオ

  • ポータブル
    (船上への持込が容易)

    バラストキャッチは、バックパックに本体と付属品のホースやサンプルボトル等を全てコンパクトに収納可能です。

  • 設置も簡単、
    らくらく短時間

    本体をフックやバンドで船内に取付、配管を接続、あとはバラスト水を流すだけです。

  • プランクトンネットに
    匹敵する捕集性能

    捕集フィルタは、プランクトンネット同様、生物へのダメージを最小限に抑えたナイロンメッシュを採用しています。

バラストアイ 製品写真

BALLAST EYE
バラスト水生物検査装置
バラストアイVOA1000K
製品カタログ

  • ≥50µm、10-50µm両サイズ
    動植物プランクトン計測が可能

    クロロフィルを計測する手法とは違い、バラストアイは動植物両方に含まれる酵素と反応する染色剤を用いて生物を発光させるため、植物プランクトンだけでなく動物プランクトンの計測も可能です。

    ※ ≥50µm=最小径50µm以上の生物、10-50µm=最小径10µm以上50µm未満の生物

  • 高精度な計測を
    短時間で行うことが可能

    バラストアイは、生物が検出器の前を通過した回数を生物個体数に換算するため、生物の蛍光量に影響されず、高精度で高感度の計測結果が得られます。

  • コンパクトサイズ
    船上持込が可能

    バラストアイは、コミッショニングテストやPSC、自主検査にも手軽にご利用いただけるコンパクトな検査装置です。

  • 様々な安全規格に適合

    世界的な第三者安全科学機関であるULの認証マークを取得しています。

    その他、CEマーキングに適合、KCマーク認証も取得し、海外でも安心してご利用頂けます。

IMOに認められた分析方法

バラスト水を排出するには、IMOが定める基準を満たしている必要があります。バラストアイは、IMOに認められた分析方法を採用しています。PSCではこの基準に従って、バラスト水を検査します。≥50µmは主に動物プランクトンを、10-50µmは主に植物プランクトンを含みます。環境保護の観点から、動植物プランクトンに対応した分析方法が必要です。

バラスト水排出基準 (IMO D-2基準)

ABS アメリカ船級協会の
認証取得

バラストアイは、船舶に関する製品の品質を証明する上で必要な製品認証・適合評価機関である『ABS(アメリカ船級協会)』の認証を取得いたしました。

ABS(アメリカ船級協会)認証

世界屈指の海運会社との
強力なパートナーシップ

当製品は、世界最大規模の海運会社である商船三井(MOL)グループの中核商社、商船三井テクノトレード株式会社が総販売元として、世界の船主様、船舶管理会社様、検査会社様へ製品をお届けします。大型船舶や海洋をめぐる世界情勢に長けた同社のコーディネーションにより、お客様の課題解決に寄り添います。

株式会社サタケ 商船三井テクノトレード株式会社

背景BACKGROUND

各国を行き交う大型船。
これらの船舶のバラスト水で運ばれる水生生物の移動が生態系破壊や経済活動被害を及ぼす恐れがあり世界各国で問題になっています。
この問題は年々深刻化し、国際海事機関(IMO)で採択され発効した「バラスト水管理条約」ではバラスト水の排出基準が定められ、バラスト水処理装置の搭載が進められています。
今後、バラスト水処理装置の搭載時や寄港国での検査が実施される見込みです。

※バラスト水とは、船舶が空荷の時に安全確保のため重しとして積載する水。到着した港で排出される。

長年培った穀物分析技術から誕生した
バラスト水検査ソリューションHISTORY

サタケの不良米を選別する「光選別技術」を用いた製品

本製品を開発している株式会社サタケは1896年(明治29年)の創業以来、精米機をはじめとした穀物加工・食品加工機械の分野を中心に世界約150か国に製品を供給しています。
また、米加工技術を応用した製粉の分野をはじめ、食品の分野、環境機器に関する分野、産業機械の分野など、時代を見据えた新たな事業展開を積極的に行っています。

本製品誕生のきっかけは「バラスト水管理条約」でした。この条約によりバラスト水中の生物検査のニーズが見込まれることから、当社が長年に渡り培ってきた「穀物の検査・分析技術」を応用することができるのではないか、という閃きを土台に製品の開発プロジェクトがスタートしました。

当社では品質・環境方針として「すべての事業活動において、環境保全、省エネルギー、省資源、汚染の予防等を推進し、環境負荷の低減に努める。」と掲げています。近年SDGsという言葉が広く浸透し、多くの企業・団体が「持続可能な社会づくりへの貢献」を意識するようになってきましたが、当社ではSDGsが採択された2015年より以前から「環境への負荷を抑えた持続可能社会の構築」というミッションに取り組んできました。そのような当社の思いとも合致するこの「バラスト水管理条約」については、海洋環境保護の観点からも、いち早く世界各国において批准されることを願っています。また、その実現には確かな性能を有した処理装置と、その性能を証明できる検査機器が欠かせません。そして当社の「バラスト水検査ソリューション」が、海洋生態系だけでなくそれに関わる農林水産業を守る一助となれば幸いです。

会社概要COMPANY

製造元


株式会社サタケ
〒739-8602
広島県東広島市西条西本町2番30号

販売元


商船三井テクノトレード株式会社
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1 KANDA SQUARE 18階

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お問合せCONTACT

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船三井テクノトレード株式会社