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お知らせ

2009年8月31日

生産者向け情報

日照不足・低温時における乾燥・籾摺作業の注意点

今年の気象状況による籾への影響は・・・

今年は長雨による日照不足と低温により、収穫した籾に未熟粒(シイナを含む)・立毛胴割・開エイ(籾殻が開いている)・水分ムラが多くなることが予想されます。そのため、下記の点に注意して乾燥・籾摺作業をしていただきますよう、お願い申し上げます。

乾燥作業についての注意点

  • 早刈りの場合は未熟粒や水分ムラが多くなり、刈り遅れの場合は立毛胴割や開エイが多くなります。 今年は日照不足等により登熟が緩慢であると同時にばらつきが見られることから、適期を総合的に見極めて刈り取りを行って下さい。
  • 刈り取った籾の性状(立毛胴割・開エイ・未熟粒はないか)を、よく確かめて下さい。
  • 収穫時の籾の状態を確認し、立毛胴割・開エイ・未熟粒が多い場合は、乾燥速度(または切換スイッチ)を下表の(A)または(B)に設定し低い温度でゆっくり乾燥してください。
  • 水分ムラ(バラツキはば)が多い場合は、仕上水分を0.5〜1%高く設定し、乾燥速度(または切換スイッチ)を下表の(A)または(B)に設定しゆっくり乾燥してください。時間にゆとりがあれば(C)の「2段」乾燥(18%で5時間休止する調質運転)をすると、よりよい結果が得られます。
乾燥機型式(A)(B) (C)
SDR-SEZ/ME/MEZ/LE/LEZややゆっくりゆっくり2段
RMDR-SX/MX/LDややゆっくりゆっくり 2段
RMDR-SD/MD標準外B または 遅い標準外C または 特殊 2段
GDR-VZ/SZ/MZ/VZG/SZG/MZGややゆっくりグルメ 2段
GDR-AZ/AZII/BZIIややゆっくりグルメ 2段
GDR-BZ/CZ標準(2)グルメ(2) 2段 または グルメ(1)
GDR-CAX普通→グルメグルメ グルメ
ADR-CA/CF/CSやや遅い種子 調質運転をする
ADR-FA/SA特殊種子調質運転をする
  • 停止時の水分を携帯用水分計で確認し、水分が高い場合は仕上乾燥をしてください。なお、水分測定回数はできるだけ多くしてください。
  • また、乾燥しすぎる(14%以下の過乾燥)と胴割米がさらに増加しますので、仕上水分設定を下記のように設定してください。
青米混入率が5%以下の場合 青米混入率が5~10%の場合 青米混入率が10%以上の場合
仕上水分:15.5%に設定
乾燥直後は籾殻が乾燥しているため、乾燥後も玄米の水分が籾殻に移り更に約0.5%乾きます(これを余熱乾燥といいます)。
仕上水分設定:15.0%に設定
乾燥後、玄米の水分が籾殻に移り約0.5%乾きますが、青米の水分で約0.5%戻りますので、15.0%設定にしてください。
仕上水分設定:14.5%に設定
青米の水分は乾燥後も高いため、青米の水分が玄米に移り、約0.5%戻ります(これを戻り現象といいます)。

籾摺作業についての注意点

  • ロール間隙を閉めすぎると過負荷になって能力が低下するほか、砕米が増加しやすくなりますので、ロールは必要以上に閉めないでください。

  • シイナが多い場合は、2番口リターン装置の切換レバーを「排出」にします。(4,5インチIIタイプ)
    2番口リターン装置からシイナが多く出る場合は、風量調整シャッタのツマミを右に動かして風量を多くして下さい。

  • 木切れや石が混入していると、返り籾スロワの羽根が破損しますので、大きな異物はできるだけ取り除いて籾摺してください。

  • 異物が多量に循環した状態で運転を続けると、スロワの羽根とスロワケースの間に異物が挟まり、スロワの羽根を変形させ、スロワの詰まりの原因となります。念のためにスロワの羽根の予備部品を用意するようにしてください。

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